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倫理規程

規程改訂の経緯(09年版)

2007年12月からの第4期倫理委員会では、有識者を招いた倫理研究会を開催し、そこで得た知見も参考にして倫理規程の見直しを行った。委員会として20項目を超える項目を検討の俎上に載せ、アンケート形式の投票による意見集約を行った。2009年改訂版に向けて話題となったのは、「エネルギーの安定供給等に原子力は不可欠との認識」「核セキュリティ確保への注意喚起」「放射性廃棄物の処理・処分が大きな課題であるとの認識」「コミュニケーションの重要性」「グローバルな視点の重要性」などの明示のほか、時代認識を書き込むことであった。

ほかに、研究者倫理についても倫理規程に取り込むことも検討されたが、論文投稿・校閲に関する倫理指針を編集委員会で検討中であることから、それを見守ることとした。

2009年3月25日に委員会としての改訂案がまとまり、それをホームページ上で発表するとともに、5月31日までの間、意見を募集した。そこで寄せられた1件の意見を参考にさらなる修正を加えた2009年改訂版を理事会に提出し、承認された。

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