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倫理規程

規程改訂の経緯(14年版)

倫理規程は、科学に対峙する技術者としての心構えと、とるべき行動等の道しるべであり、原子力を取り巻く社会環境の変化も考慮し、常に最新に維持することが必要である。特に、原子力発電所で経験した事故等については、技術面のみならず、倫理面からも学ぶべき事項は多く、原子力の安全確保の上からも、倫理面での反省点を倫理規程に確実に反映し、学会員の意識喚起を促さなければならない。そのため、2001年に初版の倫理規程を制定以来、ほぼ2年ごとに規程の改訂を行ってきた。

しかし、2011年の定期見直しは、同年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓を倫理規程に反映することに困難さと労力を要し、結果改訂の延期に至ってしまった。

倫理規程の全面見直しについて、2014年3月12日の委員会で議論を終え、改訂案がまとまったので、それをホームページ上で公開するとともに、4月30日までの間、意見を募集した。そこで寄せられた3件のご意見を参考に、さらなる修正を加えた2014年改訂版を理事会(5月28日)に諮り、承認された。

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