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倫理規程

規程改訂の経緯(03年版)

2001年11月27日の理事会決定により倫理委員会が発足し、それまでの倫理規定制定委員会の活動は倫理委員会に引き継がれることとなった。倫理委員会の任務は理事会の定める倫理委員会規程で規定されており、倫理規程の見直しはその第一である。見直すべき点について委員から多くの意見が提出され、検討が続けられた。2002年8月29日、原子力安全・保安院は東京電力が原子力発電所の点検データを改ざんし、トラブルを隠ぺいしていた疑いについて発表した。見直し点の一つに、行動の手引への「所属する組織では構成員が倫理に関わる問題を自由に話し合える体制になっているかを見極め、不十分なときは組織を変革するように努める。」という条文の追加がある。これは上記の東電問題を受けて実施した見直しではなく、2001年の制定時に頂いたご意見への対応として実施したものである。制定時には行動の手引の前文への記載だけで済ませていたが、重要ということで条文にも追加することとしていたが、その検討の最中に東電問題の発覚があり、倫理委員一同このことの重要性を再認識したところである。2002年10月3日に改訂案が委員会としてはまとまり、ホームページに掲載するとともに、12月末日まで改訂案への意見募集を行った。しかしながら学会内外からの意見提出は1件もなく、委員会案が2003年1月28日の理事会で承認され、2003年改訂版となった。

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