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倫理規程

ご意見募集

【会  告】

日本原子力学会 倫理規程改定案についての意見募集<終了しました。>

                     一般社団法人  日本原子力学会 倫理委員会
<改定の背景>
倫理規程は,科学に対峙する技術者としての心構えと,とるべき行動等の道しるべであり,原子力を取り巻く社会環境の変化も考慮し,常に最新に維持することが必要である。特に,原子力発電所で経験した事故等については,技術面のみならず,倫理面からも学ぶべき事項は多く,原子力の安全確保の上からも,倫理面での反省点を倫理規程に確実に反映し,学会員の意識喚起を促さなければならない。そのため,2001年に初版の倫理規程を制定以来,ほぼ2年ごとに規程の改定を行ってきた。 しかし,2011年の定期見直しは,同年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓を倫理規程に反映することに困難さと労力を要し,その結果改定の延期に至ってしまった。このたび,倫理規程全面見直しについて委員会内での議論を終え改定案を作成したので,ここに報告すると共に,みなさまから忌憚のないご意見をお寄せいただきたい。

<改定内容>
今回の改定の基本的な考え方は,以下のとおりである。
(1)倫理規程の構造(前文・憲章・行動の手引)は踏襲したが,内容は,米国技術士会の倫理規程を参考とし,基本7項目,すなわち,①公衆優先原則,②持続性原則,③有能性原則,④真実性原則,⑤誠実性原則,⑥正直性原則,⑦専門職原則を用いて整理した。
(2)技術者の倫理を技術者としての道徳的な行動規範(正直性,誠実性等)を意味していると理解されることもあるが,本来持つべきプロフェッショナルの倫理とは,道徳的な行動規範だけでなく,技術者として真理を探究する熱意,挑戦する心,人類の生存の質に貢献する使命感と誇りなど,よりスケールの大きいものである。この視点から改定を行った。
(3)原子力技術に係わる各業務はその多くが組織の中の個人により実施されるが,個人の行動は組織体制や風土により大きく影響される。そのため,組織と個人の関係,組織文化と個人について,行動の手引に言及した。
(4)原子力の安全確保は,学会員だけで達成されるわけではなく,非会員の活動にも大きく左右されることから,非会員を含んだ原子力関係者全員が本倫理規程に則った行動がとれるよう,その達成に向けて,会員が為すべきことを明文化した。
(5)東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓は複数の条項に関係しており,より具体的に表現するように努めた。例えば,5-9では,原子力事故の当事国としての経験を踏まえ,積極的に情報発信を行い国際社会へ貢献することを謳った。また,6-1では,原子力が様々な専門分野を含む総合科学技術であり,常に専門分野以外の分野に対しても理解を深め協調する大切さを謳った。

なお,倫理規程(前文・憲章・行動の手引)の改定案を,資料-1に添付する。

<会員の皆様からのご意見を募集します>
倫理規程(前文・憲章・行動の手引)の改定案について,みなさまのご意見を日本原子力学会倫理委員会事務局へ,メール,FAXまたは郵送でお寄せください。
なお,ご意見をいただける場合は,会員の方は会員番号と氏名を,また非会員の方は連絡先と氏名を明記のうえ,日本原子力学会倫理委員会事務局宛てご意見をお寄せください。匿名でも受付いたします。
よろしくお願いいたします。

E-mail: atom@aesj.or.jp
FAX: 03-3581-6128
住所: 〒105-0004 東京都港区新橋2-3-7新橋第二中ビル3F
                    日本原子力学会 倫理委員会事務局
 
期限:平成26年4月30日(水)(必着のこと)

資料1[倫理規程(前文・憲章・行動の手引)の改定案]:

参考1[2014年春の年会企画セッションにおける倫理規程改定案に関する説明資料]:

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