~原子力発電の持続的最大限の活用を目指せ~
お知らせ
● (参加登録された方へ)講演資料の事前配布のお知らせ(2023/9/1)
こちらの「講演資料事前配布コーナー」から閲覧・ダウンロードをしてください。(パスワードが必要です。)
● 参加申し込みは8月27日24時で締め切らせて頂きました。(2023/8/28)
多くの方に参加申し込み頂きありがとうございます。なお、本日以降にご都合がつき、参加可能となった場合は、以下の(SNWシンポジウム事務局宛)メールにてご相談ください。
● 参加申し込み締め切り延期について(2023/8/14)
より多くの方にご参加いただくよう参加申し込み締め切りを1週間、8月27日24時まで延期いたします。なお、銀行口座振り込み締め切りは変更なく8月27日24時ですので、口座振り込みが必要な方は迅速な振り込みをお願い申し上げます。
1. 開催趣旨
欧州では脱炭素政策による化石燃料開発への投資が停滞するなかで、2021年春頃よりコロナ禍からの経済回復でエネルギー需要が伸長し電力需給の逼迫が生じました。この様な状況下、ロシアのウクライナ侵攻が世界の分断と対立を招き、世界のエネルギー資源価格が同時多発的に高騰して資源の安定的確保が困難な状況に陥っています。欧米主要国ではこの世界的エネルギー危機に対応して、エネルギー安全保障の強化を最優先課題として取り組んでいます。
我が国では、2022年3月頃より顕著となった電力逼迫に対応して「脱炭素電源である原子力発電の最大限活用を目指す」ことが宣言されました。更に、グリーントランスフォーメーション(GX)実行会議の成果として「再稼働加速、運転期間延長、新増設リプレース/次世代革新炉の開発建設、バックエンド対策推進」を閣議決定しました(2022年7月)。この決定は過度な再生可能エネルギー依存の非現実性を認識し、積極的に原子力を活用することによりエネルギー安全保障を確実にすることを目指す政策の大転換と言えましょう。
資源小国である我が国は、改めてエネルギー安全保障の重要性を喚起した現下の国内外のエネルギー危機を重く受け止めねばならないと考えます。原子力が持続的、安定的に基盤電源であり続けるには、原発の再稼働加速と新増設推進、及び高レベル放射性廃棄物処分場確保などの政策推進のため、制度設計を含めた基盤的政策を機動的に展開することが必要です。これらの実現には強力な司令塔としての政府の役割や産業界が真剣に取り組む姿勢と覚悟並びに衆論の非を正す活動などの一連の取組が不可欠なことは言うまでもありません。
今回のシンポジウムでは、この重大な節目にあたり「エネルギー安全保障の強靭化のための原子力の持続的最大限活用」を最重要課題として提起します。その上でエネルギー問題の専門家に参集願い、今後の取り組み課題と展望を深掘りして頂き議論の要点を広く発信する予定です。
皆様には、是非、シンポジウムにご参加いただき、我が国のこれからのエネルギーの将来について共に理解を深めて頂きたくご案内申し上げます。
2. 開催概要
原子力学会員:1,000円(不課税)、原子力学会員以外:1,000円(税込)。学生、プレス:無料
3. プログラム
1973年の秋まで、多くの国はエネルギー安全保障について考えたことはなかったが、中東の産油国が引き起こした価格上昇と輸出制限が契機となり、エネルギー供給の多様化が実行された。
石油から石炭、天然ガス、原子力と多様化が行われたが、その結果エネルギーの世界の覇権を握ったのは世界一の化石燃料輸出国ロシアだった。ウクライナでの戦争を受け、今課題は自給率向上になった。これからのエネルギー安全保障を実現する政策を考える。
鉄鋼業界は2050年カーボンニュートラルに向けて、水素還元製鉄等の革新技術開発に取り組んでいる。しかし、それらの革新技術は、大量の系統電力を必要とする。安価なクリーン電力の安定的な供給は、日本における革新技術導入、ひいては、日本への投資の重要な要件となる。本報では、電力供給上想定される課題とその対応策について論じる。
2023年、福島事故以降で最も大きく転換することとなったと言われる原子力政策であるが、実態は従来の政策の具体化に過ぎない。むしろ混乱を招く原因となった「エネルギー基本計画」の相矛盾する記述について説明が必要ではないか。政策実装にあたっては、「支援」一辺倒でなく、いろんな可能性を想定した上での実践の覚悟を事業者に期待したい。
原子力発電の普及拡大・定着を阻害する要因を3つの側面から分析する。①内部的側面:東電問題、関電問題、核燃料サイクル、②政策的側面:エネルギー基本計画、資金調達手法、③社会的側面:原子力への理解促進、風評被害。それぞれについて、現状認識を概説し、対応策を提言する。
4. 講演資料(事前配布)
以下をクリックするとパスワード入力画面が出てきますので、既にお送りしているメール記載のid及びパスワードを入力してください。講演資料の閲覧・ダウンロードが可能となります。なお、パスワードの管理などは、「講演資料の事前配布コーナー」内の注意事項に従って実施いただくようお願いいたします。
講演資料の事前配布コーナー
(パスワードが必要です。)
5. 参加申し込み及び当日受付(8月27日24時に申込受付締め切りました。)
- (1) 参加申し込み方法
- ➀ 下記の「シンポジウム参加申し込み」ボタンをクリックして申し込み手続を行ってください。
- 参加登録済のメールを自動返信でお送りしますので、内容をご確認ください。
- 自動返信メールの発信元は"Google フォーム"、メール表題は「SNWシンポジウム参加申込」です。
- 参加申し込み時に返信メールが配信されない場合、ご自分のパソコンの迷惑メールフォルダー内をご確認の上、下記記載の事務局メールアドレス宛お問合せください。
- ➁ 参加申し込みの締め切りは8月27日24時です。
- (2) シンポジウム・懇親会参加費は申し込み後迅速に指定口座に振り込み願います。
- ➀ 銀行口座振り込み締め切りは、≪8月27日24時≫と変更ありませんので、上記自動返信メール記載の費用(総額)を迅速に振り込みいただくようお願い申しあげます。
- 振り込み先銀行及び口座番号は自動返信メールに記載しています。
- 振り込みされる際のお名前は、参加申し込み時記載のお名前と同じにしてください。(参加申し込み者と銀行振り込み者の紐付けができず、参加申し込み者の振り込みが確認できないなどの混乱を避けるため。)
- 振込手数料はご負担願います。
- 「プレス」「学生」等参加費が無料の方への返信メールには口座番号などの記載は省略させて頂いております。
- ➁ 振込み頂いた参加費、懇親会費はご返却できませので、予めご了承願います。
- (3) 振り込み確認後、シンポジウム事務局から「参加登録番号」をメールにてお知らせします。
- ➀ 参加登録番号は、シンポジウム当日受付に提示願いますので、大切に保管願います。
- (4) シンポジウム当日受付
- ➀ 参加登録番号記載のメールをコピーなどして受付に提示して名札及び領収書をお受取ください。
- シンポジウム及び懇親会(ご参加の方)開催中は、名札の着用をお願いたします。
- 懇親会参加申し込みの方は名札に懇親会参加の標識が付加されています。
- 名札及び名札ホルダーはシンポジウム(懇親会)終了時にご返却願います。
- ➁ 参加費等を振り込まれ、当日ご参加いただけなかった方には、領収書(pdf)をメールに添付して送信させて頂きます。
- (5) シンポジウムに関するお問合せ
- ➀ 以下の(SNWシンポジウム事務局宛)メールにてお問合せください
シンポジウム参加申込
(8月27日24時で申込締め切りました。)
6. 主催・共催・後援
- 主 催 :
- (一社)日本原子力学会シニアネットワーク連絡会(SNW)
- 共 催 :
- エネルギー問題に発言する会
- エネルギー戦略研究会(EEE会議)
- 後 援 :
- (一社)日本原子力産業協会、(一財)日本原子力文化財団
- (一社)原子力国民会議