日本原子力学会

社 会・環 境 部 会


Social and Environmental Division


最終更新日:2019年 12月18日


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原子力発電事業者の役員等による社外からの不適切な金品の受領について(声明)


参考;運営小委員会声明(2019年12月18日)を部会HPに掲載するに当たって
        ―原子力発電事業者における社外からの不適切な金品受領事案に対する当部会の対応について―




●2016年 秋の大会は、9月7日(水)、8日(木)、9日(金)に久留米市の久留米シティープラザで行われます。

この大会の社会・環境部会の行事は以下の通りです。部会員の皆様はどなたでも参加できますので、皆様のご参加をお待ちしております。なお、昼休みの時間帯ですが、 昼食の用意は特にありませんので、昼食をお済ませの上、会場にお越しください。

○部会全体会議:9月8日(木)12:15〜12:50、場所:K会場
 主な議題は以下の通りです。
  @28年度の運営体制及び事業計画
  A28年度の活動中間報告
  B勉強会の実施(今後の部会活動のあり方・内容の検討)
  Cその他

○部会企画セッション:9月8日(木)13:00〜14:30、場所:K会場
 セッションタイトル:平成27年度 社会・環境部会賞 受賞業績の紹介
 講演(1):福島原子力事故炉心溶融・水素爆発はどう起こったのか  (デコミッショニング研究所)石川廸夫氏
 講演(2):福島第一原子力発電所事故に伴う地域住民のニーズに応えるリスクコミュニケーション活動  (JAEA)菖蒲順子氏
 講演(3):原子力青年ネットワーク連絡会の活動   (YGN)西山 潤氏
 座長  (PONPO)諸葛宗男氏

 趣旨   社会・環境部会賞は平成16年に制定され、平成28年は12年目になる。この間、部会賞の受賞の対象になった活動や研究について、部会員に対してその内容が紹介される機会はなかった。しかしながら、部会員の部会費の一部を使っての表彰であるので、どのような業績によって部会賞表彰の対象となったのか、その説明については部会員の関心もあり、その紹介は部会の活動の活性化にもつながる期待もある。そのような観点から今回は昨年に続き、部会賞受賞の業績内容の一部を紹介する。
講演者の受賞となった業績の概要は以下の通りである。

 優秀発表賞;(デコミ研会長)石川 迪夫
同氏の「考証 福島原子力事故炉心溶融・水素爆発はどう起こったか」は、事故における炉心挙動をわかりやすく解説しているだけでなく、著者の長年にわたる原子炉安全研究の知見を随所に織り込んだ書である。本書の公表は専門的にも精度の高い貴重な記録として今後の原子力界に寄与した。

 優秀活動賞:(JAEA)高下 浩文、菖蒲 順子ほか
福島第一原子力発電所事故に伴う地域住民のニーズに応えるリスクコミュニケーション活動を長年にわたって実施してきた。

 奨励賞:(原子力青年ネットワーク連絡会)西山 潤
原子力青年ネットワーク連絡会において3年間にわたり、会長としての優れたリーダーシップを発揮した。

○部会共催セッション:9月7日(水)13:00〜15:00、場所:A会場
 上記の部会企画セッションとは別に理事会セッションの企画にも協力ています。こちらにもぜひ足をお運びください。

 セッションタイトル:原子力発電所関連訴訟について学ぶ
 座長:佐藤 修彰(東北大)
 会長挨拶および趣旨説明 上坂 充(東大)、佐藤 修彰(東北大)
 原子力発電所運転差止訴訟ならびに仮処分について 升田 純(中央大)
 裁判に対する学会部会研究会の論点整理 佐田 務(JAEA)
 事前質問整理と意見交換  寿楽 浩太(東京電機大)



●3月28日、東北大学で行われた全体会議において、平成28年度の運営小委員会のメンバーが承認されました。平成28年度の運営小委員会メンバーは以下のとおりです。
なお、新たに部会長に選出された関西大学土田教授の挨拶が左メニューの部会長挨拶に掲載されています。

●平成28年度運営小委員会名簿●
 名前(敬称略)所属任期
部会長土田 昭司関西大学新平成29年年3月末
副部会長佐田 務日本原子力研究開発機構新平成30年年3月末
企画小委員長佐田 務日本原子力研究開発機構新平成30年年3月末
事務局長加藤 豊一日本原電平成29年年3月末
運営委員諸葛 宗男パブリックアウトリーチ再平成30年年3月末
 久保 稔つくば科学万博財団平成29年年3月末
 三島 毅大林組再平成30年年3月末
 森田 浩司電気事業連合会再平成30年年3月末
 島田 一彦原子力安全システム研究所新平成30年年3月末
 寿楽 浩太東京電機大学再平成30年年3月末
 高木 利恵子エネルギー広報企画舎再平成30年年3月末
 黒岩 温子三菱重工再平成30年年3月末
 河合 潤原子力規制庁再平成30年年3月末
 布目 礼子原子力発電環境整備機構平成29年年3月末
 稲村 智昌電力中央研究所平成29年年3月末
 小林 容子原子力規制庁平成29年年3月末
 木村 浩パブリックアウトリーチ平成29年年3月末
 山本 隆一日本原子力研究開発機構平成29年年3月末
 菅原 慎悦電力中央研究所新平成30年年3月末



●平成27年度の部会賞が決まりました。受賞は以下の方々です。おめでとうございます。
(表彰小委員会委員長 土田昭司)


所属名前(敬称略)表彰理由
業績賞 船橋 洋一「福島原発事故独立検証委員会」をプロデュースし、福島原発事故の実態を社会により分かりやすくかつ詳細に伝えた
優秀発表賞原子力デコミッショニング研究会石川 迪夫「考証 福島原子力事故炉心溶融・水素爆発はどう起こったか」は、事故における炉心挙動を解り易く解説し、今後の原子炉安全設計者必読の書
優秀活動賞日本原子力研究開発機構高下 浩文
菖蒲 順子
杉山 顕寿
郡司 郁子
米澤 理加
古野 朗子
福島第一原子力発電所事故に伴う地域住民のニーズに応えるリスクコミュニケーション活動の功績
奨励賞原子力青年ネットワーク連絡会西山 潤原子力青年ネットワーク連絡会における3年間にわたる会長としての優れたリーダーシップ

なお、9月の秋の大会では、以上の方々に業績の内容についてご講演頂くよう、要請しております。




●平成25年9月4日に行われた、平成25年度秋の大会(八戸工業大学)部会企画セッション(タイトル:「原子力ムラ」 の境界を超えるためのコミュニケーション)の記録をまとめました。
こちらからご覧いただけます。



●平成25年10月に行いました、下記シンポジウムは高評価下に終わりました。現在記録をまとめており、まとまり次第、本ページ上で公開します。

シンポジウムタイトル;規制と科学のあいだに…(Regulatory Science in Complex Society)
趣旨;2012年9月に原子力規制委員会が発足して約1年が経過しました。かねて指摘されてきた原子力安全規制の法制度上の問題点の解消が 図られるとともに、従来以上に厳格な安全規制への取り組みが重ねられてきました。
 その一方で、被規制者である事業者との間の円滑なコミュニケーションが疑われるような関係が生じるなど、厳格かつ円滑な規制の実現 にはまだ課題も残っていることもまた事実です。
 本シンポジウムでは、こうした原子力安全規制の課題のうち、特に「規制と科学のあいだ」で発生する諸課題に焦点を当てます。 原子力分野に限らず、規制上の判断をめぐっては、異なる科学的な見解の間の論争として描写され、どちらに妥当性の軍配が上がるかという 議論が繰り広げられがちです。
 しかし、科学技術のガバナンスを研究する学術的諸分野の知見から眺めると、この問題はむしろ科学技術とリスクに関する社会的意思決定の 根本的な難しさに関わることがわかります。今回は関係するさまざまな分野から学際的な顔ぶれを招いてこの問題を掘り下げたいと考えて います。ふるってご参加ください。
 こちらから開催パンフレットが入手できます。

       記

日時  10月3日(木)13時30分〜17時30分(4時間00分)
会場  東京電機大学 東京千住キャンパス 丹羽ホール(最大500名収容)

  プログラム
開場  13時00分
開会  13時30分
第1部  講演 田邉朋行(電力中央研究所社会経済研究所上席研究員、原子力法・企業倫理)
         山口彰(大阪大学教授、原子力工学、安全工学、計算工学)
         神里達博(大阪大学コミュニケーションデザインセター特任准教授、科学史・科学論)
         諸葛宗男(東京大学元特任教授、本部会部会長、原子力安全規制法制)
  休憩 (14時50分〜15時10分)
第2部 パネルディスカッション
(モデレーター) 寿楽浩太(東京電機大学未来科学部助教)
(パネリスト)   第1部登壇者全員



●社会・環境部会では、2006年から2011年にかけて、原子力安全基盤機構殿の委託を受け、「エネルギーと原子力に関するアンケート」調査を行ってきました。
 調査に当たっては、「マスメディア報道と原子力世論に関するデータベース構築と拡充」特別専門委員会を設置し、マスメディアの論調の追跡や専門家(学会員)と世論の乖離点の明確化とその変化の追跡等をテーマに、調査方法の検討や調査結果の解析等を行ってきました。
 このほど、6年間にわたって得られたデータを取りまとめ、WEB上で公開することといたしました。
 これらのデータについては、別に独立したHPを設定しており、そのページへのリンクは、左側のメニューのページの最下段の該当バナーをクリックしていただくと接続できるようになっております。


●2012年3月21日(水)13:00〜14:30、福井大学N会場で行われたチェイン・ディスカッション 「福島事故の社会的要因分析に関する研究報告」の記録をアップいたしました。こちらからご覧ください。
プログラムは以下の通りでした。
 報告1.ポスト「福島事故」(JAEA)佐田務氏
 報告2.福島事故に関する技術社会論的考察 (東北大学) 北村正晴氏
   (座長)大場恭子氏(金沢工業大学)

●内規類の変更とは、23年7月の学会一般法人化に伴って、各部会が抱える内規等の横並びの統一化を図るという動きに従ったものです。
平成24年3月21日の全体会議で承認されたことにより、新しい内規が発効となっております。新内規類は左メニューの 規約類からご確認ください。

●2011年9月22日(木)13:00〜14:30、北九州市小倉の国際階展示場で行われた全員参加型チェイン・ディスカッション 「福島事故後の世論をどう読み、どう向き合うか」の記録をアップいたしました。こちらからご覧ください。
プログラムは以下の通りでした。
 第1部 話題提供
 (1)概括 (部会長・東京大) 諸葛宗男氏
 (2)福島第1原子力発電所事故に関する各社アンケート調査のまとめ (エネ総工研) 下岡浩氏、発表(JAEA)佐田務氏
 (3)福島事故後の世界の原子力政策動向(エネルギー経済研)村上朋子氏
 (4)再生可能エネルギー大量導入に向けた課題〜ドイツの事例から(海電調)伊勢公人氏
 第2部 全員参加型ディスカッション
   (座長)三島毅氏(大林組)

●社会・環境部会は、福島県の除染を進めるために学会が立ち上げたクリーンアップ分科会を支援しております。クリーンナップ分科会は、 除染に関する海外情報の紹介・除染技術カタログの作成・除染情報プラザの出前支援等の活動を行っております。特に今般環境省と 福島県により、福島駅前に開設された除染情報プラザからの専門スタッフの 週末派遣要請に応えるためにボランティアを募集しております。クリーンナップ分科会あるいは派遣専門スタッフにご興味のある方は


●2010年9月15日(水),16日(木),17日(金)に北海道大学で行われた秋の大会で、社会・環境部会と保健物理・環境科学部会との共同企画として行った「リスクマネージメントとコミュニケーション」の詳報をアップしました。プログラムは下記の通りです。全体の詳報と予稿はこちらからご覧いただけます。

 第1部「リスクマネージメントとコミュニケーション1−業界別リスク対処法−」
     9月15日(水)13:00〜14:30、場所:M会場 
(1)日本の医療システムと医療安全管理(島根大)廣瀬 昌博氏
(2)食品業界におけるリスクへの取り組み(国際基督教大) 中島 貴子氏
(3)化学工業におけるリスクコミュニケーションへの対応 (関東学院大) 織 朱實氏
  (座長)高橋 信氏(東北大学)

 第2部「リスクマネージメントとコミュニケーション2−原子力・放射線のリスクコミュニケーション−」
     9月16日(木)13:00〜14:30、場所:M会場 
(1)第1部の総括 (東北大)高橋 信氏
(2)原子力分野のリスクコミュニケーションと事例 (原子力機構)高下浩文氏
(3)パネルディスカッション 進行 (福山大)占部逸正氏
  (座長)占部逸正氏(福山大学)



●2009年1月30日(土)にバックエンド部会及びWIN-JAPANと共催で行った高レベル廃棄物場立地における民意獲得に関わる市民フォーラムの第2弾「原子力廃棄物を考える市民フォーラム −立地を成功させるために−」の詳細報告は、左のメニューのチェインディスカッション以外のフォーラムに移しました。

また、共催のWIN-JAPANのHPには、簡易版の報告書が掲載されています。それは、こちらからごらんいただけます。

なお、本シンポジウムのプログラムは下記の通りで、各講演者名の講演資料がpdfでダウンロードできます。

第1部 講演(各国からの話題)
 スェーデン:カイ・アールボム氏(スェーデン核燃料・廃棄物管理会社(SKB))
 英国:ジェイ・レッドグローブ氏原子力廃止措置機関(NDA))
 日本:杤山修氏((財)原子力安全研究協会)

第2部 パネルディスカッション
 パネリスト:第1部講演者
 コーディネーター:宮崎緑氏(千葉商科大学)



●動画コンテンツを作成しました。

 部会では、原子力パブリックアウトリーチに使用できるよう、2009年度に以下のテーマで動画コンテンツを作成しました。
<テーマ>
@人物・職場紹介
A講義
Bトピックス
 2009年度の動画は、人物紹介3名とトピックス1件です。詳細はこちらをご覧ください。



●これまで、実費にて配布しておりましたCD「プルサーマルの分かりやすい説明と問答集」の中身を本HPにアップいたしました。左のメニューから自由にごらんいただけます。尚CDそのものは今までどおり、実費1,000円にて販売しておりますので、ご入用の方は学会事務局にお問い合わせください。





●MENUの内容●

設立趣意書・規約類: 社会・環境部会の設立趣意書及び規約類の最新版です。

組織: 社会・環境部会は運営委員会と実行部 隊であるコアグループから成り立っております。

チェイン・ディスカッションの記録: チェイン・ディスカッションの議事録が載っています。

チェイン・ディスカッション以外のフォーラムの記録: チェイン・ディスカッション以外のフォーラムの記録についてはこちらをご覧ください。

PBNC2004"Public Information and Outreach"(ホノルルで開催)議事録: ホノルルで開催されたPBNC2004"のPublic Information and Outreach"セッションは社会・環境部会とANSで共催しました。

総会・委員会情報: 総会、運営委員会の議事録が載っております。

コアグループ活動: コアグループの活動の歴史、最近の情報、お知らせが載っております。

プルサーマルの分かりやすい説明と問答集(2005年作成のCD): プルトニウムコアグループが刊行したCDを収めました。

コミュニケーションコアグループの活動記録: 今は亡き田中靖政先生が指導されたコアグループの活動記録です。

動画コンテンツ: 現在活動中のコアグループの一つ、動画コンテンツCG制作の動画を収めています。

部会入会の案内 : 原子力学会ホームページの入会案内をお借りしています。入会ご希望者はこちらからどうぞ。


本ホームページのメンテナンスは(株)大林組三島が担当しております。
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