年会・大会・シンポジウム

日本原子力学会年会・大会において開催された,これまでの標準委員会セッションをご紹介しております。

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過去に開催されたセッション

2009年秋の年会(2009年9月16日(水)−18日(金))

標準委員会,原子力安全部会合同企画セッション〔一般公開〕
「原子力分野の技術戦略マップ間の連携について」

(9月16日(水)13:00〜14:30,H会場)座長:宮野 廣 (東芝プラントシステム)

  1. 技術戦略マップへの期待…関村 直人(東大)--資料(PDF386KB)
  2. パネル討論「技術戦略マップ間の横の連携について」:コーディネーター…関村 直人(東大)
    • 燃料高度化技術戦略マップの概要について)…土内 義浩(原燃工--資料(PDF310KB)
    • 高経年化対応技術戦略マップ…菅野 眞紀(JNES)--資料(PDF546KB)
    • 水化学ロードマップ2009の概要…小野 昇一(東京電力)--資料(PDF321KB)
    • 熱水力ロードマップの概要…笠原 文雄(JNES)--資料(PDF403KB)
  3. まとめ…宮野 廣(東芝プラントシステム)

特別報告会[一般公開]「柏崎刈羽の復旧と地震安全特別専門委員会の活動状況」

(9月17日(木)13:00〜16:00,青葉記念会館4階大研修室)
座長:辻倉米蔵(日本原子力学会),司会:中村隆夫(関西電力)

開会あいさつ:辻倉米蔵(日本原子力学会)

第1部:地震安全特別専門委員会からの報告(13:05〜15:05)
  1. 「地震安全に関する日本原子力学会の活動」…地震安全特別専門委員会委員長・斑目 春樹(東京大学)
  2. 地震工学分科会の活動状況…亀田 弘行(JNES)
  3. 設備の余裕について…岡本 孝司(東京大学)
  4. 総合討論(パネリスト:安全,機械構造,地震工学各分野から5〜6名程度)

-休憩(10分)-

第2部:柏崎刈羽の復旧と国の対応状況(15:15〜16:30)
  1. 柏崎刈羽原子力発電所の状況について(東京電力)
  2. 原子力安全・保安院/IAEAの対応状況(原子力安全・保安院/JNES)
  3. 原子力安全委員会の対応状況(原子力安全委員会)
  4. まとめ…辻倉 米蔵(日本原子力学会)

2009年春の年会(2009年3月23日(月)〜25日(水))

「標準委員会セッション」 (3月24日(火)13:00〜14:30,K会場)

【概要】(PDF62KB)

  1. 標準委員会の改革について…宮野 廣(標準委員会委員長)
  2. リスク専門部会の活動方針…平野 光將(リスク専門部会長)
  3. システム安全専門部会の活動方針…関村 直人(システム安全専門部会長)
  4. 基盤・応用技術専門部会の活動方針…岡本 孝司(基盤・応用技術専門部会長)

特別報告会[一般公開] 「柏崎刈羽の復旧と地震安全ロードマップ中間報告」

(3月25日(水)12:30〜14:30,G会場) 座長:辻倉 米蔵(日本原子力学会),司会:宮野 廣(日本原子力学会)

【概要】(PDF72KB)

開会あいさつ「地震安全に関する日本原子力学会の活動」:辻倉 米蔵(日本原子力学会)

第1部:地震安全ロードマップ中間報告
  1. 地震安全確保の考え方…大橋 弘忠(東京大学)
  2. 地震安全ロードマップ中間報告について…関村 直人(東京大学)

−質疑−

第2部:柏崎刈羽の復旧と国の対応状況
  1. 柏崎刈羽原子力発電所の状況について…山下 和彦(東京電力)
  2. 原子力安全・保安院の対応状況…神田 忠雄(原子力安全・保安院)
  3. 原子力安全委員会の対応状況…中桐 滋(原子力安全委員会)
  4. まとめ…辻倉 米蔵(日本原子力学会)

2008年秋の大会(2008年9月4日(木)〜6日(土))

標準委員会セッション1(原子燃料サイクル専門部会)「余裕深度処分の安全評価手法」

(9月4日(木)13:00〜14:30,L会場) 座長:川上 泰(原安協)

  1. 安全評価の考え方(評価シナリオの考え方と考慮事項)…加藤 和之(東京電力)
  2. 名シナリオの安全評価…中居 邦浩(日揮)
  3. 人工バリア及び天然バリア性能の長期評価…河西 基(電力中央研究所)

標準委員会セッション2(発電炉専門部会)「リスク情報活用に係る標準の整備状況について」

(9月5日(金)13:00〜14:30,N会場) 座長:平野 光將(武蔵工大)

  1. わが国のリスク情報活用に関する最近の動向と原子力学会・標準委員会の対応状況…平野 光將(武蔵工業大学)
  2. 停止時PSA実施基準改定状況について…福田 護(JNES)
  3. PSA用パラメータ推定実施基準策定状況について…熊本 博光(京都大学)

特別報告会[一般公開]「新潟県中越沖地震に関する調査報告と日本原子力学会の取り組み」

(9月5日(金)13:00〜14:30,A会場)座長(電事連)辻倉米蔵

  • 開会あいさつ…辻倉座長
    1. 地震安全特別専門委員会の検討状況…岡本孝司(東京大学)
    2. 新潟県中越沖地震におけるグッドプラクティス…奈良林 直(北海道大学)
    3. 柏崎刈羽原子力発電所の状況…川俣 晋(東京電力)
    4. 原子力安全・保安院の対応状況…神田 忠雄(原子力安全・保安院)
    5. 原子力安全委員会の対応状況…与能本 泰介(原子力安全委員会事務局)
  • まとめ…辻倉座長

2008年春の年会(2008年3月26日(水)〜28日(金))

標準委員会(原子燃料サイクル部会)・放射線工学部会合同セッション

「ウラン・TRU施設のクリアランス判断方法」標準案整備及び放射能測定評価方法について

(26日(水)12:30〜14:30,C会場)座長(名大)井口哲夫

  1. 「ウラン・TRU施設のクリアランス判断方法」標準案の概要(西堀幹事)
  2. 対象物の特徴とクリアランス判断への反映…板橋 隆昭(日本原燃)
  3. 適用可能な放射線計測方法と留意点…前川 立行(東芝)
  4. 放射能濃度評価及び判断方法と今後の課題…安念 外典(RANDEC)
  5. ウラン・TRU施設のクリアランス判断方法に関する討論

標準委員会特別セッション(27日14:00〜17:40,A1棟2階214教室)

「リスク情報の活用セッション」

  1. リスク情報の活用に向けて(平野発電炉部会長)…14:00〜14:30
  2. リスク情報活用実施基準案の検討状況と概要(福田副主査)…14:30〜15:00
  3. リスク標準体系化WGの検討状況(山口主査)…15:00〜15:30(質疑20分)

「PSR・PLM標準セッション」

  1. 新検査制度に向けて(持丸班長)…16:00〜16:30
  2. PSR標準改訂版の検討状況(平野(雅)主査)…16:30〜16:50
  3. 原子力発電所の高経年化対策実施基準の改定版検討状況について(関村主査)…16:50〜17:20(質疑20分)

原子力発電部会・標準委員会合同セッション

(27日13:00〜14:30,L会場)座長(北大)島津洋一郎

「中越沖地震を踏まえた原子力発電所の設備健全性」

  1. 原子力学会の地震安全への取組み…中村隆夫(関西電力)--13:00-13:10
  2. 耐震設計の概要…植木 孝(東芝)--13:10-13:30
  3. 構造分科会の活動状況…高木 敏行(東北大学)--13:30-13:50
  4. 地震安全に係わる課題等…蛯沢 勝三(JNES)--13:50-13:10
  5. 原子力発電所の火災防護…平澤 崇憲(JNES)--14:10-14:30

2007年秋の大会(2007年9月27日(木)〜28日(金))

標準委員会セッション(原子燃料サイクル部会)「余裕深度処分対象廃棄体の製作方法」に関する標準の整備状況について」 (27日13:00〜14:30,I会場)

標準委員会特別セッション1「原子力安全基盤小委報告と平成20年度安全研究予算(案)について」 (28日10:00〜12:30,西日本総合展示場AIM-中展示場A)

総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会原子力安全基盤小委員会では,2006年9月から,国の安全研究のあり方,人材育成及び研究施設基盤などが議論された。本年7月には2007年版報告案がとりまとめられパブリックコメントの募集行われた。
さらに,原子力安全基盤小委員会の審議結果などに基づき2008年度の安全研究の原子力安全・保安院予算案がとりまとめられた。
本セッションにおいては,原子力安全基盤小委員会での審議,ロードマップによる安全研究マネージメント,安全研究と学協会の規格・基準類の整備並びに2008年度の安全研究関係予算の方向性の紹介を行う。

  1. 原子力安全基盤小委員会の紹介(原子力安全・保安院原子力安全基盤課長)
  2. ロードマップによる安全研究マネージメント【燃料高度化】の紹介(東大関村教授)
  3. 安全研究と学協会規格・基準類の整備(標準委員会宮野委員長)
  4. 2008年度安全研究関係の予算案について(原子力安全・保安院原子力安全基盤課長)

標準委員会特別セッション2「耐震安全性確保のための地震PSAの活用」

(28日14:00〜17:00,西日本総合展示場AIM-中展示場A)座長(JNES)平野光将

本年7月の中越沖地震では,柏崎刈羽原子力発電所は基本的な安全性は確保されたが,設計時に想定した限界地震動S2を大幅に超える地震動に見舞われ,これまで原子力発電所の設計に用いられてきた旧耐震設計審査指針には大きな課題が投げかけられた。
一般に,原子力施設の安全性は深層防護の原則に基づく確定論的な対策・評価によって達成されているが,地震を起因とする事象については,以下のような要因から,機器故障や人的過誤等に基づく内的事象と異なる特徴を持つ。
a)地震・地震動は自然現象で人間が制御できないこと
b)兵庫県南部地震以降著しい進歩を遂げた最新技術でも地震・地震動の規模,頻度,特性を精度良く推定することは難しいこと
c)大きな地震動に対し,重要な系統・機器・構造物が同時多発的に損傷し,多重防護が有効に機能しない可能性があること
現在の耐震設計審査指針は,平成18年9月19日に策定,改訂されたものである。
1.信頼性の高い地質・地盤調査を前提とし,不確実さを適切に考慮した基準地震動Ssを策定し,Ssに対して重要な系統・機器・構造物が安全機能を維持するよう設計することで,原子炉等規制法にある災害を起こさないことを求めている。
2.Ssを超える地震動による「残余のリスク」の認識とそれを合理的に実現可能な限り小さくするための努力を求め,「残余のリスク」が小さいことを,確率論的安全評価(地震PSA:ProbabilisticSafetyAssessment)により把握することを推奨している。
中越沖地震を踏まえて,「残余のリスク」を含め耐震安全性を評価する地震PSAの実施手順とその具体的な活用方法について下記のポイントを報告する。

  1. 地震PSA実施基準の概要と耐震設計審査指針における確率論的取り扱い…平野 光将(JNES)
    • ・耐震設計審査指針再改定の必要性は?
  2. 地震ハザード評価の概要と基準地震動策定への活用…蛯沢 勝三 (JNES)
    • ・地震動S2が想定を大幅に超えたのは?
    • 確率論的アプローチではアクセスできたのか?
    • 現行指針ではどうなる?
  3. フラジリティ評価の概要と耐震構造設計への活用…山口 彰 (阪大)
    • なぜ主要機器は損傷しなかったのか?
    • 実力と許容基準と設計値の関係は?
    • 設計応答と実応答との違いは?
  4. プラント情報の収集・分析と事故シーケンス評価の概要…村松 健 (JAEA)
    • B,Cクラス故障,損傷などを起因とする事故シナリオは?
    • 発生したトラブルは事故シナリオで考慮済みか?
    • 重要度分類の見直しの必要性はないか?
  5. 残余のリスクの評価と低減…蛯沢 勝三(JNES)
    • 今回の地震は残余のリスクの観点からどう見るか?
    • 残余のリスク低減の具体的方策は?
    • 地震PSA標準の対象外の火災,津波については?

2007年春の年会(2007年3月27日(火))

  • 標準委員会セッション1「産官学共同の標準開発構想」(13:30〜15:00,A会場)

  • 標準委員会セッション2「統計的安全評価手法」(13:30〜15:00,C会場)

  • 標準委員会セッション3「原子燃料サイクル専門部会の標準策定」(13:00〜15:00,I会場)

2006年秋の大会(2006年9月27日)

標準委員会セッション1「原子力発電施設の内的事象PSAに関する標準の整備状況」

日時:2006年9月27日(水)13:00〜15:00(M会場)座長:平野 光将(JNES)

  1. 安全規制におけるリスク情報活用の取り組み…中村 幸一郎(原子力安全・保安院)
  2. 日本原子力学会標準委員会におけるPSA関連標準の整備計画…平野 光将(JNES)
  3. 原子力発電所の出力運転状態を対象とした確率論的安全評価実施基準(レベル1PSA編)…村松 健(JAEA)
  4. 原子力発電所の出力運転状態を対象とした確率論的安全評価実施基準(レベル2PSA編)…梶本 光廣(JNES)
  5. 原子力発電所の出力運転状態を対象とした確率論的安全評価実施基準(レベル3PSA編)…本間 俊充(JAEA)

標準委員会セッション2「地震PSA実施基準の概要と改定耐震設計審査指針における役割」

日時:2006年9月27日(水)15:00〜17:30(M会場)座長:平野光将(JNES)

  1. 地震PSA実施基準の概要と改定耐震設計審査指針における役割平野光将(JNES)
  2. 地震ハザード評価実施基準の内容…蛯沢 勝三(JNES)
  3. フラジリティ評価実施基準の内容…山口 彰(阪大)
  4. 事故シーケンス評価実施基準の内容…村松 健(JAEA)
  5. 「残与のリスク」への取り組みに関する討議…高田 毅(東大)

2005年秋の年会(2005年9月13日〜15日)

日本原子力学会標準「使用済燃料中間貯蔵施設用金属キャスクの安全設計及び検査基準:2004」について

日時:2005年9月14日(水)16:00〜17:30(A会場)座長:有富正憲(東京工業大学)

  1. 標準の紹介…有富 正憲(東京工業大学)予稿(PDF155kB)
  2. 金属キャスクの構造と運用の形態…広瀬 誠(原燃輸送)
  3. 金属キャスクの安全設計及び検査…川上 数雄(オー・シー・エル)
  4. 金属キャスクによる中間貯蔵施設…竹田 知明(東京電力)

2005年春の年会(2005年3月29日〜31日)

地震PSA実施手順の標準化

日時:2005年3月29日(火)13:00〜15:00(B会場)座長:平野光将(原子力安全基盤機構)

  1. 活動概要…平野 光将(原子力安全基盤機構)--予稿(PDF195kB)
  2. 地震ハザード評価手順の概要…蛯沢 勝三(原子力安全基盤機構)--予稿(PDF193kB)
  3. 建屋・機器フラジリティ評価手順の概要…山口 彰(核燃料サイクル開発機構)--予稿(PDF163kB)
  4. 事故シーケンス評価手順の概要…村松 健((独)日本原子力研究開発機構)--予稿(PDF174kB)

第42回原子力総合シンポジウム(2004年5月24日)

説明責任:「学会における標準策定と役割」

  • 宮野 廣(日本原子力学会標準委員会委員長)--予稿(PDF195kB)資料(PDF237kB)

2004年春の年会(2004年3月29日〜31日)

(1)放射性廃棄物の区分と処分方法を中心とした用語・呼称に関するトピカル・レポートの検討状況
(2)クリアランスレベル検認方法の標準化への検討状況

日時:2004年3月30日(木)9:00〜12:00(C会場)
座長:川上 泰(原子力研究バックエンド推進センター, 標準委員会原子燃料サイクル専門部会委員, 同クリアランスレベル検認分科会主査,同放射性廃棄物の用語・呼称検討タスク主査)

(1)放射性廃棄物の区分と処分方法を中心とした用語・呼称に関するトピカル・レポートの検討状況

  • 放射性廃棄物の区分・処分方法等の用語・呼称の整理(中間まとめ)…山本正史(原環センター)--予稿(PDF15kB)資料(PDF7726kB)

(2)クリアランスレベル検認方法標準化への検討状況

  1. 標準化への検討状況の紹介…黒田 茂樹(関西電力)--予稿(PDF58kB)資料(PDF220kB)
  2. 評価対象核種の核種組成比について…中田 幹裕(三菱重工)--予稿(PDF17kB)資料(PDF345kB)
  3. 核種組成比の代表性の判断基準について…服部 隆利(電中研)--予稿(PDF26kB)
  4. 測定器の特徴と性能について…後藤 哲夫(東芝)--予稿(PDF30kB)資料(PDF436kB)
  5. 評価単位について…(日立)…川ア 智--予稿(PDF39kB)資料(PDF623kB)

深地層分配係数測定方法の標準化への検討状況(バックエンド部会総合講演)

3月30日(木)13:00〜15:30(C会場)

2003年春の年会(2003年3月27日〜29日)

BWRにおける過渡的な沸騰遷移後の燃料健全性評価の標準化

日時:3月28日(金)10:00〜12:00(K会場)
座長:成合英樹(筑波大名誉教授標準委員会発電炉専門部会部会長)

  1. 標準の紹介…三島 嘉一郎(京大炉標準委員会,炉心・燃料分科会主査)
  2. 燃料健全性の考え方−健全性及び再使用可能性の観点から−…小村 清一(GNF-J)
  3. BWR過渡事象を模擬したリウェット試験…大水 諭(東芝)
  4. 燃料被覆管の温度評価手法−リウェット相関式の開発−…工藤 義朗(GNF-J)
  5. サブチャンネル解析によるリウェット挙動評価…山中 章広(GNF-J)
  6. 標準適用の考え方と効果…北村 秀哉(東京電力)
  7. 標準を適用したプラントの過渡解析例…永田 好文(日立)