学生とシニアの対話
in 八戸工業大学(第19回) 2025報告書
- エネルギー問題と地元青森県の役割、地域振興について有意義な対話を実施
対話会当日はこれまでと同じく、大学入学共通テストの前日であったことから、会場は学外の「YS アリーナ八戸」の会議室で行った。はじめに佐藤先生から、本日はエネルギー問題と青森県の役割について先輩のシニアの方々と直接話し合う貴重な機会との挨拶があった。基調講演では、対話会の4テーマに沿って至近の情報提供がされ、原子力発電および原子燃料サイクルの重要性が増したこと等の状況を聞いてから対話に入り、それぞれのグループ対話ではテーマに関する質疑に加えて、基調講演や青森県における原子力の役割やエネルギー問題に関する心配など率直なやり取りが行われた。アンケートでは、「シニアの経験を踏まえた知見を聞けて良かった」「原子力や再生可能エネルギーのイメージが変わった」と好評であった。また、「ガラス固化体の最終処分について自分たちの年代の課題と認識した」との意見もあり、有意義な機会になったと思う。
なお、地元紙のデーリー東北新聞の取材があり、参加者の原子力発電や核燃料サイクルについての理解が深められたとの記事が出された。
1.講演と対話会の概要
(1)日時
- 2026年 1月 16 日(金) 12.30 ~16.30
(2)場所
- YS アリーナ八戸 大会議室
(3)世話役
- 大学側 佐藤学教授(サポート斎藤主査、沼田事務補助、石山教授)
- シニア側 阿部(サポート高橋)
(4)参加者
- 学生: 19名(電気電子通信工学コース、機械工学コース、システム情報工学コースの3年及び4年生)
- シニア:(SNW連絡会) 2名 大塔容弘、大西祥作
(SNW東北) 6名 阿部勝憲、高橋實、水原洋一、本田一明、古川榮一、中谷力雄 - シニア:(SNW連絡会) 2名 大塔容弘、大西祥作
(5)開会の挨拶(佐藤学教授)
- 以下の趣旨のご挨拶があった。
- シニアネットワークの方々との対話は、2005年以降継続的に行っています。大学の原子力研修として、1年で原子力エネルギー、2年で放射線利用、3年で原子力体感研修として県内施設の視察を行っており、本日午前中に学生達が学生を対象とした報告会を実施しております。また、県の学生モニター制度を活用して県外施設(東海第2発電所や東電の給電指令所等)の視察も行っており、これも報告されております。研修としては、本日は最後の話し合う機会となりますが、自らの考えを話して、より理解を深めると共に整理する機会にして頂きたい。
(6)基調講演
- 講演者名:古川 榮一
- 講演題目:「原子力の役割と地域振興」
- 講演概要:地球温暖化やウクライナ侵攻・ベネズエラ・中東問題等、エネルギー、資源を巡る情勢に変化が生じていることを踏まえ、シニアと若者の対話を通じてエネルギー問題を継続して考えてほしい旨前置きの後、4テーマについて紹介した。
・エネルギー問題(資源確保含む)
日本のエネルギー自給率、原子力発電の実績、電気の同時同量を踏まえ資源の極めて少ない我が国におい
て、エネルギー供給は継続課題。
・原子力発電(再稼働と運転延長含む)
東日本大震災の原子力事故を踏まえた世界最高水準の安全規制により原子力発電所の再稼働が遅れてい
る。
・原子燃料サイクル(地層処分含む)
原子燃料サイクル施設についても、新規制基準が適用。高レベル放射性廃棄物の地層処分地は、未決定。
・地域振興(青森県の役割含む)
青森県内の原子力施設の立地状況や青森県の原子力への取組み姿勢を踏まえ、今後とも、原子力開発や
人材育成が進められる見通し。
2.対話会の詳細
(1)グループ1(報告者:高橋 實)
- 1) 参加者
- 学生:5名 (全員電気電子通信工学コース5年)
- シニア: 中谷 力雄、高橋 實
- 2) グループ1のテーマ
- 「エネルギー問題 (資源確保含む) 」
- 3)主な対話内容
- 基調講演に先立ち、ファシリテーションシート(基調講演をきいての感想、疑問点、そして、今後のエネルギーのあり方を考えてメモする)を配布し、講演を聴きながら、感想、疑問点等整理しながら、講演を聴いてもらった。講演後簡単な自己紹介、その後に、各自から感想、疑問点等一人ずつ発言してもらった。学生諸君からの感想、意見、疑問点等、そしてシニアのコメントも含めて、概略以下の通り。
- 福島事故の後、原子力は危険というイメージがあったが、大学での各種研修、そして、今回の講演等を聴いて、稼働した方が良いと思い始めた。
- やはり安全の確認が大事、福島事故後の電源確保対策や冷却水対策は認識できた。
- 福島事故後の運転体制の強化の具体的な内容はどんなものか。
- 設備の改良や体制の強化等のコストはどう回収するのか。
- 廃炉後の広大な敷地の有効利用をどう考えるか。
- 資料8ページの原子力発電所の現在の運転状況と東日本大震災前の状況の数に相違がある(東日本大震災前の発電所の数には、その時点での廃炉を決めた発電所は入っていなかった)。
- 太陽光パネルの寿命が近づいてきているものもある。廃棄の問題を考えると増やしていくべきか。他の環境問題もある。変形自在のペロブスカイトが有力か。
- 風力を増やすべきか。洋上風力のコストの問題がある。秋田県の三菱商事グループの事業者撤退の例。
- ドイツの電気料金高騰は、原子力政策の失敗でもある。再生可能エネルギーを増やしても、バックアップに石炭を使うと、CO2排出量は減らない。
- 就職のために、どんなことをすれば良いか。シニアからは、興味のある会社のインターンシップに参加するとか、電験3種等資格の取得等は、有益である旨アドバイス。面接の際は積極的に。会社への就職はバラ色ではない。自分の思うとおり行かないことも多々ある。
- 等々対話は多方面に及んだが、やはり3年生で、就職の話になると、真剣味が増していた。全体として、大学の今回の原子力施設の研修、そしてシニアとの対話により、エネルギー問題そして原子力に対す理解がそれなりに深まったと思われ、対話会は有意義であった。
(2)グループ2(報告者:水原 洋一)
- 1) 参加者
- 学生:4名(全員 機械工学コース3年。青森県内:3名、岩手県:1名)
- シニア: 本田 一明、水原 洋一
- 2) 対話テーマ
- 原子力発電(再稼働と運転延長含む)
- 3)主な対話内容
- 対話に先立ち、ファシリテーションシートを配布して、基調講演に関する質問・気付き事項、グループテーマに関する質問・気付き事項、その他聞きたい事・話し合いたいこと整理してもらった。
その後、簡単な自己紹介と原子力に対する印象を一人ずつ述べて貰って意見交換した。 - (原子力に対するイメージ)
- 原子力は良い面がある一方で悪い面もあり賛成、反対いろいろな人がいるが、個人的には原子力は良いと思っている。
- もともと原子力・放射線に悪いイメージはない。祖父が放射線治療を受けていたことから放射線の有効性は知っている。原子力発電は日本のエネルギーとしても大事である。
- 自分は原子力賛成派。少ない燃料で多くの電気を賄うことが出来、使用済み燃料を再処理して再度利用できるなど準国産エネルギーとして有用と思っている。
- 2011年の福島原子力発電所事故があり、その後の状況変化があったにせよ新たな規制を押し付けて進めるのは如何なものか。新規制基準に合格した発電所の再稼働を進めているが、想定外のことにも対処できるようにすることが大事で、対外的な説明をキチンとすることが大切と思う。
- (質問事項等)
- ファシリテーションシートには各自3~6項目の質問が寄せられたことから、対話時間の関係で各自最優先する質問1項目を選んでもらい、テーマとして対話した。内容は概略以下の通り。
- Q:原子力の今後の課題は?
- A:福島第一原子力発電所事故後、再稼働まで長期要したことから原子力産業は弱体化し産業基盤も脆弱になっており、昨年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画の達成に向けて回復させること。特に人材育成、サプライチェーンが大事であること。またエネルギーミックスを推進して、バランスの良いエネルギー産業構造を推進すること。など
- Q:青森に原子力関係施設が多いのはなぜか?
- A:青森は優秀な人材は多いが産業が少ない状況であり、人材の輸出県であった。そこでむつ小川原開発計画の構想が持ち上がったが、オイルショックで企業が撤退し、広大な造成地とインフラが残った。その土地が1980年代に核燃料サイクル施設の立地候補地として再利用されたことなど、国や産業界など中央の要請と地元の希望が一致し、原子力関係の産業が誘致された。合せて関連産業も帯同された。など
- Q:原子力発電所の再稼働が増えるとエネルギー自給率や電気料金はどうなるのか?
- A:エネルギー自給率については、準国産の原子力発電が増えると化石燃料(輸入)の発電が減るので、エネルギー自給率は上昇する方向となる。原子力発電の単価は他の発電方式に比べて安いので、電気料金は安くなる方向となる。(原子力の再稼働基数が多い関西電力や九州電力は、他電力に比べて電気料金が安い) など
- Q:地震などで発電所が停止した時に周波数を低下させない工夫はあるか?
- A:発電所が急に停止した時に需給のバランスによって周波数の低下が起こるが、これを防止するために発電量を増やす必要がある。発電所は送電線で繋がっているので例えば水力発電所を立ち上げるなどの対応を行う。東日本大震災の後で、周波数の異なる西日本との間にある周波数変換所の容量拡大を行い、地域間の電力融通量の増大を図っている。など
- 対話は時間の関係で各自1問となってしまったが、意見交換内容は密度の濃いものであった。学生さんは原子力研修で様々な原子力施設を見てきており、この対話会が皆さんのエネルギー問題そして原子力に対する一層の理解につながって欲しい。
(3)グループ3(報告者:大塔 容弘)
- 1)参加者
- 学生5名 (電気電子通信工学コース3年:5名)
- シニア: 古川 榮一、大塔 容弘
- 2)グループ3のテーマ: 燃料サイクル(地層処分問題含む)
- 3)主な対話内容
- 古川ファシリテーターの提案で、以下の構成でディスカッションを進めた。
・基調講演に関する質問、気付事項
・グループテーマ(燃料サイクル、地層処分問題を含む)
・その他、聞きたい事、話したい事
- ① 基調講演に関する質問、気付:
- Q:福島第一原発事故後、日本の原発は世界最高の安全基準となったと言われているが、世界最高の安全基準とは何に対して世界最高なのか?
- A:例えば、地震対策としてかなり保守的な基準地震度を設定している。女川原発の場合、従来の560ガルを1000ガルに引き上げている。津波対策として、施設内に浸水しないようドライサイト対策を講じている。さらに、意図的な航空機衝突に対するテロ対策の新設炉心損傷防止対策等のシビアアクシデント対策の新設が講じられた。これらが、世界最高の安全基準と言われる背景である。
- Q:原子燃料サイクル施設における雇用はどうなっているのか?
- A:基調講演資料の16頁に示す日本原燃及び関連企業の社員数に表示されている社員、数と内数としての県内出身者数を改めて見てビックリしていた。これらの企業には、八戸工大卒業生も数多く勤務していると話したら、就活に一歩踏み出した3年生としては大きな刺激を受けた模様であった。
- Q:原子燃料サイクル施設における人材育成と研究開発はどうなっているのか?
- A:基調講演資料の34頁にある(株)青森原燃テクノロジーセンターは、日本原燃の関連企業で東北町にあり、六ヶ所村の原子燃料サイクル施設及び付帯施設の関連業務(メンテナンス等)を行う企業の社員向けに公開講座等を開催し、専門技術の能力開発を 行っている。一方、研究開発については、資料にある環境科学技術研究所、青森県量子科学センターの他、国際核融合エネルギー研究センターがある。研究施設ではないが、村内には風力発電所、太陽光発電所が数多く設置されている。
- Q:日本原燃で働いている人達はどんなタイプの人達か?
- A:新規制基準対応で厳しい業務に向き合っている。特に再処理は、施設内容が異なるため発電所の新規制基準対応を見習うことが出来ない。そこで、固定観念にとらわれず、 柔軟性を持って業務に対処することが重要である。
- ② グループテーマ(燃料)サイクル、地層処分を含む):
- Q:地層処分をどう捉えたら良いのか?
- A:科学的に冷めた目で見て欲しい。高レベル放射性廃棄物のガラス固化体が天然ウラン並みの放射能レベルに達するまでに数万年を要する。それまでの間、人間環境から 隔離する必要がある。これをベースに考えるより、300m以深に処分した場合、人間環境へ放射性物質が拡散するには、何年を要するのであろうか。地盤の動きや地下水流の動きを科学的に解き明かしましょうというように、冷静に考えて欲しいものです。
- Q:最終処分場が何故決まらないのか。どうしたら良いのか?
- A:最終処分実施主体であるNUMOに文献調査の応募先を待たせる政策の他に、国が最終処分場として適地と判断する市町村に対し、積極的に文献調査の実施を働き掛けることも考えられる。あなたたち世代の問題と捉えて欲しい。
- Q:使用済燃料の燃料の再処理は何回できるのか?
- A:軽水炉の使用済燃料を再処理してプルトニウムを取り出す。これにウランを混合してMOX燃料を製造して、プルサーマル炉で燃焼する。プルサーマル炉から取出した使用済燃料を再処理する商用再処理工場は存在しないが、動燃事業団では新型転換炉「ふげん」から取出したMOX燃料を東海再処理工場で再処理した実績がある。
- ③ その他、聞きたい事、話したい事:
- Q:会社を選ぶ基準とは何か?
- A:自分が遣りたいことをじっくりと考えて、それとマッチングする企業を選ぶことが必要と思う。
(4)グループ4(報告者:大西 祥作)
- 1)参加者
- 学生:5名(機械工学コース3年:4名、システム情報工学コース4年:1名で、 青森県内:3名、岩手県:2名)
- シニア: 阿部 勝憲、大西 祥作
- 2)グループ4のテーマ
- 地域振興(青森県の役割含む)
- 3)主な対話内容
- 具体的な対話に入る前に学生及びシニアの自己紹介(出身、クラブ活動)をした。グループテーマに関する議論に入る前に基調講演に関する質問や気付について議論した。この対話会は、「学生が原子力の話をする機会を設けるというのが狙い」とのことから学生の質問に対し、シニアが回答するのではなく学生間で議論しその中にシニアも加わる形を心掛けて進行した。
-
① 基調講演内容に関する気付や疑問に関する議論
・日本の一次エネルギー供給割合では石油が相当の割合あるが、電源別でみると少ないのはなぜか?→石油は電力以外にも利用されている、また二酸化炭素等環境問題から発電には化石燃料としてはLNGが主流となっている等のやり取りがあった。
・むつ市出身であるが、原発反対の人が周りに多く、小さいころから聞かされてきたが、一連の授業を通してそうでもないと思った。なぜこのようなことになるのか?→人にはいろいろな意見があるが、その前に正しい情報やしっかりした説明がないこと、自分で現物、現場を見ていないことが影響しているのではないかとの意見が出た。学校教育に関する議論もあった。
また、原子力発電の理解の問題もさることながら大きな視点として核燃料サイクル(高レベル廃棄物の処分)の最終処分地がまだ決まっていないことが問題であるとの指摘もあり。 -
② 地域振興(青森県の役割を含む)に関する議論
・青森県に原子力施設が多いのはなぜか? →青森は立地(港がある、水がある、土地がある等)がいいからとか経済的な面から等多角的な視点から議論が出来た。
また、青森県の状況を踏まえポジティブに考え、これからもっと電源3法による交付金をうまく活用し青森を発展させていくべきではないかとの意見も出た。 -
③ ディスカッションの紹介
・対話の内容を咀嚼しグループ対話の内容を4つの視点から簡潔に説明してくれた。 -
④ 所感
学生諸君は自分の体験から原子力への不安や研修で見直したことなどフランクに話してくれて良かった。地域振興に関し具体的な議論が十分出来なかったが、グループメンバーの学生は原子力発電や核燃料サイクルの本質的な問題・課題を認識していることがわかり安堵した。世界の中の日本、青森を意識し地域活性化・発展を考えて、行動してくれることを期待します。 - 八戸工業大学の対話会に参加させていただいた対話幹事の大西です。対話会は、毎年全国で約20か所位を開催させていただいています。
- 本日の八戸工業大学の対話会には、二十数名の学生さんに参加して頂きありがとうございました。対話会は、日本のエネルギーのこと、原子力発電のこと、そして核燃料サイクルのことについてよく考える機会になったと思います。
- 原子力発電や核燃料サイクルに賛成/反対の前にまずは、どのようなものかを知ることが大切です。現状、このようなことが十分出来ていません。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんからの話だけでなく情報を集めたり、現物を見たりして、自ら考えてください。
- 本対話会を「自ら考える切っ掛け」にしてもらうことを切に希望しますのでよろしくお願いします。
- 回答数は19件(回答率100%)
- 基調講演は、最近の話題と開催が八戸工業大学であることを意識した「原子力の役割と地域振興」についてであり、18名が「とても満足」、1名が「ある程度満足」であり、参加者全員に満足して頂けた。
- 対話についても全ての学生が「とても満足」であり、満足して頂けた。
- 講演と対話を通じて、全員から「新しい知見が得られた」との感想があり、「自分の将来の参考となった」(58%)、「マスコミ情報と講演や対話の情報に違いがあった」(47%)との感想が得られた。
- 電源については、全員が原子力発電の必要性を認識しており、「再稼働を進めるべき」(73.7%)、「新増設、リプレースを進めるべき」(10.5%)、「20~30%を達成すべき」(15.8%)と回答。 再エネ発電については、「利用拡大を進めるべき」(63.2%)が半数以上に対し、「発電が天候に左右される」(15.8%)、「自然環境破壊につながる」(21.1%)理由で利用は抑制すべきと回答。
- 全体を通しての感想では、「シニアの経験を踏まえた知見を聞けて良かった」「原子力や再生可能エネルギーのイメージが変わった」と好評であった。また、「ガラス固化体の最終処分について自分たちの年代の課題と認識した」との意見があった。
- アンケート詳細については別添資料を参照。
- 講演資料: 「原子力の役割と地域振興」
- アンケート集計結果
3.講評(大塔 容弘)
佐藤教授の開会の挨拶で、青森県の事業である「原子力施設への学生モニター」で各地の原子力施設への視察を行っている、との話がありましたが、本日の4グループのテーマに分かれて属するシニアは、それぞれの事業の内容を経験した先輩たちです。基調講演の内容とシニアとのディスカッションの内容の両者を結び付けて、日本のエネルギー政策の方向性を理解し、これから始まる就活に役立てて頂きたい。