第6回研究会

講演3
  パネル討論:状態監視としてのプラント水化学管理と保全への活用
   東京電力(株) 高守謙郎氏<講演資料1>
   日本原子力発電(株) 久宗健志氏<講演資料2>
   (株)東芝 高木純一氏<講演資料3>
   三菱重工業(株) 荘田泰彦氏<講演資料4>
   日立GEニュークリア・エナジー(株) 布施元正氏<講演資料5>

パネル討論概要:発電所における水化学管理は、プラント運転中に水質・放射能分析結果からプラントの状態を把握し、運転管理へ反映させる「オンライン・モニタリング」が主体となっており、ルーチン分析結果を浄化系の運用に反映していることが現状である。
 一方、設備保全部門においては、設備診断技術の発電所への適用や保全プログラムの導入により、設備診断技術の重要性が増すとともに、適用範囲の拡大検討を進めている。
 このため、水化学部門においても、従来の「オンライン・モニタリング」を運転管理へのフィード・バックだけでなく、「状態監視保全」へのフィード・バックするための取り組みへのアプローチについてパネルディスカッションした。