60.意見受付公告:発電用原子炉施設の安全解析における放出源の有効高さを求めるための数値モデル計算実施基準(案):20XX

日本原子力学会標準委員会は下記の標準を作成中です。
このたび原案がまとまりましたので,制定前に一般の皆様をはじめ多方面の方々のご意見受付いたします。
本標準にご関心をお持ちの方は内容をご検討いただき,「5.」に基づいてメールにてご意見をお寄せ下さい。

1.標準名称

名称
発電用原子炉施設の安全解析における放出源の有効高さを求めるための数値モデル計算実施基準(案):20XX

2.概要

本標準は,発電用原子炉施設の安全解析の一環として実施される平常運転時及び想定事故時の周辺公衆の被ばく線量評価に用いる“放出源の有効高さ”を求めるための風洞実験の代替手段として,数値モデルを適用するときの当該モデルの性能基準・実施方法について規定したものです。
発電用原子炉施設の安全解析における大気拡散・被ばく線量の評価は,「発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針」に従い実施されており,建屋及び地形の大気拡散に及ぼす影響を確認するために風洞実験を行っています。
一方,現在では数値モデルはその技術の進展に伴い,大気拡散評価に適用できる段階となってきております。数値モデルを導入することにより,原子炉施設の設計段階で地形・建物の形状などに変更が生じた場合に柔軟な対応ができ,設計の合理化や多様化がはかれます。また,風洞実験,数値モデルそれぞれの長所を活かすことにより,大気拡散評価ひいては安全評価の精度向上に資することが可能となります。
以上のことから,この標準では,数値モデルの満たすべき要件及び具体的な実施方法について検討を行い,関連する分野の専門家の意見を踏まえ,放出源の有効高さを求めるための数値モデル実施基準について規定することにしたものです。

3.ご意見の受付

意見受付開始日
2011年12月22日(木)
意見受付終了日
2012年2月22日(水)

4.お問合せ先,ご意見提出先

一般社団法人 日本原子力学会 事務局 標準委員会担当

所在地:〒105-0004東京都港区新橋2-3-7 新橋第二中ビル3F

E-mail:sc@aesj.or.jp
Tel:03-3508-1263  Fax:03-3581-6128

5.提出方法及び留意事項 ・提出方法:

ご意見は文書(日本語)で郵送,FAX又は電子メールにて「4.」の「ご意見提出先」ご提出下さい(様式は任意)。
なお,冒頭に氏名,連絡先(住所,電話番号,FAX番号又は電子メールアドレス)及び所属(会社名,団体名等)を必ず明記していただくとともに,ご意見が原案のどの箇所に対応するかを明らかにして下さいますよう,お願い申し上げます。
いただいたご意見は,原則として氏名を付けて公開させていただきます。
その際,ご意見中に,個人に関する情報であって特定の個人が識別され得る記述がある場合及び法人等の財産権等を害する恐れがある場合には,該当場所を伏せさせていただく場合があります。

6.標準案の閲覧

閲覧終了