52.意見受付公告:ウラン取扱施設におけるクリアランスの判断方法:201*

※この標準案はご意見の受付期間を終了しております。下記は参考までにご覧下さい。

1.標準名称

名称
ウラン取扱施設におけるクリアランスの判断方法:201*

2.概要

 原子力施設の管理区域からは,施設の運転中,あるいは廃止措置時に資材等が搬出されますが,これらの資材等のうち大部分は汚染がごくわずかであり,金属やコンクリートなど必要な条件を満たす物については,放射線防護に係わる規制から外す(クリアランス)ことが可能です。
 そのための対象物質の範囲,放射性物質濃度の判断基準(クリアランスレベル)については,別に国によって定められることになりますが,実際の運用にあたっては,クリアランスしようとする対象物の放射性物質濃度がこの値以下であることを正確に評価することが必要になります。
 既に,日本原子力学会標準"クリアランスの判断方法:2005"が発行されていますが,これは原子炉施設を対象としたものです。ウラン取扱施設と原子炉施設では,クリアランスの判断方法の基本的な考え方は同じですが,対象となる物,放射性核種,汚染性状,汚染形態などが異なり,具体的な手順等が異なることから,新たに標準を制定しようとするものです。
 この標準は,事業者が正確にクリアランス判断するために,事前調査で収集すべき情報,評価対象核種の設定方法,評価単位の設定方法,放射能濃度の決定方法,クリアランスの判断方法,品質保証についてそれぞれ規定しています。

3.ご意見の受付

意見受付開始日
2010年12月17日(金)
意見受付終了日
2011年2月16日(水)

4.お問合せ先,ご意見提出先

一般社団法人 日本原子力学会 事務局 標準委員会担当

所在地:〒105-0004東京都港区新橋2-3-7 新橋第二中ビル3F

E-mail:sc@aesj.or.jp
Tel:03-3508-1263 Fax:03-3581-6128

5.提出方法及び留意事項 ・提出方法:

ご意見は文書(日本語)で郵送,FAX又は電子メールにて「4.」の「ご意見提出先」ご提出下さい(様式は任意)。
なお,冒頭に氏名,連絡先(住所,電話番号,FAX番号又は電子メールアドレス)及び所属(会社名,団体名等)を必ず明記していただくとともに,ご意見が原案のどの箇所に対応するかを明らかにして下さいますよう,お願い申し上げます。
いただいたご意見は,原則として氏名を付けて公開させていただきます。
その際,ご意見中に,個人に関する情報であって特定の個人が識別され得る記述がある場合及び法人等の財産権等を害する恐れがある場合には,該当場所を伏せさせていただく場合があります。

6.標準案の閲覧

現在公開しておりません。

7.ご意見とその対応

 1名の方から2件のご意見をいただきました。(PDF 118KB)