46.意見受付公告:余裕深度処分施設の施設検査方法:201X(案)

※この標準案はご意見の受付期間を終了しております。下記は参考までにご覧下さい。

1.標準名称

名称
余裕深度処分施設の施設検査方法:201X(案)

2.概要

我が国の原子力発電施設などの運転,廃止措置に伴って発生する低レベル放射性廃棄物のうち,放射能レベルが比較的高い放射性廃棄物は,地表から深さ50 m以上の地下に処分する余裕深度処分が予定されています。
この余裕深度処分を安全に遂行するためには,安全上の要求機能を備えた埋設施設を設計・建設し,埋設施設がそれらの要求機能を満たしていることを検査,確認することが重要な課題の一つとなります。
このような課題への対応として,国の安全審査指針や関連法令の整備とともに,関連する民間規格基準の制定が必要となります。
国の対応としては,すでに“核燃料物質又は核燃料物質によって汚染された物の第二種廃棄物埋設の事業に関する規則”が平成20年4月に制定され,新たな安全審査指針もパブリックコメント終了の段階にあり,平成22年には制定される見込みです。
このような状況を踏まえ,(社)日本原子力学会では,“余裕深度処分施設の施設検査方法”に係る標準を策定することとし,LLW埋設施設検査方法分科会,原子燃料サイクル専門部会及び標準委員会にて,国の指針や法令との整合性にも配慮して検討を進めてきました。
この標準は,余裕深度処分施設の建設開始からアクセス坑道などの埋戻し完了までの期間における施設検査方法に適用するもので,放射線障害防止上の基本安全機能を確保するため,廃棄物埋設施設を構成する施設,設備及び部位の技術的要件,検査項目,検査方法,検査時期及び判定基準を規定しています。
主な内容は次の通りです。

適用範囲,引用規格,用語及び定義,基本安全機能を確保するための技術的要件及び検査項目,検査方法及び判定基準,附属書並びに解説

3.ご意見の受付

意見受付開始日
2010年6月24日(木)
意見受付終了日
2010年8月23日(月)

4.お問合せ先,ご意見提出先

一般社団法人 日本原子力学会 事務局 標準委員会担当

所在地:〒105-0004東京都港区新橋2-3-7 新橋第二中ビル3F

E-mail:sc@aesj.or.jp
Tel:03-3508-1263 Fax:03-3581-6128

5.提出方法及び留意事項 ・提出方法:

ご意見は文書(日本語)で郵送,FAX又は電子メールにて「4.」の「ご意見提出先」ご提出下さい(様式は任意)。
なお,冒頭に氏名,連絡先(住所,電話番号,FAX番号又は電子メールアドレス)及び所属(会社名,団体名等)を必ず明記していただくとともに,ご意見が原案のどの箇所に対応するかを明らかにして下さいますよう,お願い申し上げます。
いただいたご意見は,原則として氏名を付けて公開させていただきます。
その際,ご意見中に,個人に関する情報であって特定の個人が識別され得る記述がある場合及び法人等の財産権等を害する恐れがある場合には,該当場所を伏せさせていただく場合があります。

6.標準案の閲覧

現在公開しておりません。

7.ご意見とその対応

ご意見はありませんでした。