26.意見受付公告:使用済燃料中間貯蔵施設用金属キャスクの安全設計及び検査基準(改訂案)

※この標準案はご意見の受付期間を終了しております。下記は参考までにご覧下さい。

1.標準名称

名称
使用済燃料中間貯蔵施設用金属キャスクの安全設計及び検査基準(改訂案)

2.概要

原子力発電所の使用済燃料に対する我が国の基本方針は,リサイクルによるプルトニウム及び回収ウランの再利用にあります。
燃料サイクルにおける中間貯蔵は,再処理施設の操業に柔軟に対応するための手段と考えられています。
1999年6月には原子炉等規制法が改正され,使用済燃料の貯蔵の事業が追加されました。すでに民間事業者は2010年までに中間貯蔵施設を操業開始するという目標を掲げ準備を進めています。
このような状況を踏まえて日本原子力学会では,2002年6月に中間貯蔵用金属キャスクに関する標準を制定しました。その後,2002年10月原子力安全委員会は,新たに金属キャスクによる中間貯蔵のための安全審査指針を策定し,また,2006年4月には,原子力・安全保安院が使用済燃料貯蔵施設に係る技術要件を改定しました。
この標準は,上記安全指針を反映して改定した「使用済燃料中間貯蔵施設用金属キャスクの安全設計及び検査基準:2004」を,原子力学会標準委員会原子燃料サイクル専門部会リサイクル燃料貯蔵分科会,同専門部会及び同委員会での審議を経て改定したもので,上記技術要件を一部反映しています。
この標準の対象とする金属キャスクは,使用済燃料の中間貯蔵施設での静置・保管だけでなく,原子力発電所からの輸送,及び中間貯蔵施設からの輸送に一貫して使用するものです。
したがって,この標準では保管及び輸送上の基本的安全機能及び構造上の設計要求,並びに各過程での検査項目及び検査方法を規定します。
また,この標準には,事業者の責任,発電所内における先行貯蔵,部材の長期健全性の確認についても規定しています。

3.ご意見の受付

意見受付開始日
2007年7月23日(月)
意見受付終了日
2007年7月23日(月)

4.お問合せ先,ご意見提出先

一般社団法人 日本原子力学会 事務局 標準委員会担当

所在地:〒105-0004東京都港区新橋2-3-7 新橋第二中ビル3F

E-mail:sc@aesj.or.jp
Tel:03-3508-1263 Fax:03-3581-6128

5.提出方法及び留意事項 ・提出方法:

ご意見は文書(日本語)で郵送,FAX又は電子メールにて「4.」の「ご意見提出先」ご提出下さい(様式は任意)。
なお,冒頭に氏名,連絡先(住所,電話番号,FAX番号又は電子メールアドレス)及び所属(会社名,団体名等)を必ず明記していただくとともに,ご意見が原案のどの箇所に対応するかを明らかにして下さいますよう,お願い申し上げます。
いただいたご意見は,原則として氏名を付けて公開させていただきます。
その際,ご意見中に,個人に関する情報であって特定の個人が識別され得る記述がある場合及び法人等の財産権等を害する恐れがある場合には,該当場所を伏せさせていただく場合があります。

6.標準案の閲覧

現在公開しておりません。

7.ご意見とその対応

ご意見はありませんでした。