21.意見受付公告:原子力発電所の地震を起因とした確率論的安全評価実施基準:200X(案)

※この標準案はご意見の受付期間を終了しております。下記は参考までにご覧下さい。

1.標準名称

名称
原子力発電所の地震を起因とした確率論的安全評価実施基準:200X(案)

2.概要

原子力発電所の確率論的安全評価(PSA:Probabilistic Safety Assessment)は,確率論を用いて原子力発電所の安全性を総合的かつ定量的に評価する手法であり,炉心又は燃料が損傷に至る事象に着目して,損傷に至る事故シナリオ及び損傷後の事象進展を同定し,その発生頻度及び影響について推定することができます。
また,一般的に,事故の発端となる事象の特性に応じて,発電システムの内部で起きる機器故障及び人的過誤などに起因する内的事象のPSAと,地震や火災などに起因する外的事象のPSAに大別されます。
我が国は世界でも有数の地震国であることから,地震に関する研究が早期から精力的に行われてきました。
原子力発電所の耐震設計においては,地震に関する研究成果が反映され,解析評価手法の改良が活発に進められてきました。
地震PSAについても,技術開発の実態を踏まえて,研究機関及び産業界において評価手法の整備検討が進められてきています。
また,現在,これらの状況も踏まえて,総合的な耐震安全性評価法としての地震PSAの活用について議論されています。
以上のことから,この標準では,地震PSAの実施にあたっての考え方,満足すべき要件及び具体的な方法について調査検討を行い,関連する分野の専門家の意見を踏まえ,地震PSAの実施基準について規定しました。

主な内容は以下の通りです。

適用範囲,専門用語の定義,評価の流れ,プラント情報の収集・分析と事故シナリオの概括的分析,地震ハザード評価,建屋・機器フラジリティ評価,事故シーケンス評価,報告書のとりまとめ 他

3.ご意見の受付

意見受付開始日
2006年10月30日(月)
意見受付終了日
2007年01月04日(木)

4.お問合せ先,ご意見提出先

一般社団法人 日本原子力学会 事務局 標準委員会担当

所在地:〒105-0004東京都港区新橋2-3-7 新橋第二中ビル3F

E-mail:sc@aesj.or.jp
Tel:03-3508-1263 Fax:03-3581-6128

5.提出方法及び留意事項 ・提出方法:

ご意見は文書(日本語)で郵送,FAX又は電子メールにて「4.」の「ご意見提出先」ご提出下さい(様式は任意)。
なお,冒頭に氏名,連絡先(住所,電話番号,FAX番号又は電子メールアドレス)及び所属(会社名,団体名等)を必ず明記していただくとともに,ご意見が原案のどの箇所に対応するかを明らかにして下さいますよう,お願い申し上げます。
いただいたご意見は,原則として氏名を付けて公開させていただきます。
その際,ご意見中に,個人に関する情報であって特定の個人が識別され得る記述がある場合及び法人等の財産権等を害する恐れがある場合には,該当場所を伏せさせていただく場合があります。

6.標準案の閲覧

現在公開しておりません。

7.ご意見とその対応

ご意見はありませんでした。