第9回研究会

講演5<講演資料>
  講演タイトル:上下水道システムにおける環境対応の動向と処理技術
        日立製作所 エネルギー・環境システム研究所 陰山晃治氏

講演概要:上下水道システムの概要と環境規制への対応状況並びに開発技術であるオゾンマイクロバブルについて紹介した。上下水道システムで扱う水には水道水と再生水、下水放流水の3種類があり、それぞれに水質基準が設定され、それを満足させるために適した処理方法が採用されている。オゾン処理は臭気の除去などに有効であり、その利用効率を向上させるためマイクロバブルを活用する技術を開発した。この技術を適用することにより再生水の色度の顕著な低下を確認するとともに運転コストの低減にもつながることが示された。