第14回研究会
講演2<講演資料> 講演タイトル:PWRプラントへの高温電気脱塩技術の適用講演概要:東芝では高温電気脱塩装置を開発している。脱塩装置は樹脂を用いた既存の装置と異なり、金属製の隔膜と電極から構成される電気泳動の原理を用いた脱塩装置である。実機適用規模の1m3/hrの装置を製作し試験を実施し、PWR二次系の条件でナトリウム、塩化物イオン、硫酸イオン共に90%以上の高脱塩率を確認した。更にpH調整剤のアンモニアを除去することなく他の不純物イオンを除去できる装置であることを確認した。今後、処理容量、濃縮液排出量などの条件の最適化を行っていく。