第11研究会
講演4<講演資料> 講演タイトル:PWR燃料リーク運転時の監視方法について講演概要:BWR同様にPWRにおける漏えい燃料検知方法と漏えい燃料発生後の監視方法について紹介があった。漏えいの検知については,漏えい燃料の発生実績を踏まえ1980年以降の事例を網羅した判断基準が策定されたとのこと。また,漏えい燃料発生後の監視方法については,漏えい燃料の進行性と冷却材中の放射能濃度の挙動特徴についての分析を踏まえ解説があり,進行性の判別方法についても標準化された。このようなガイドラインは燃料漏えい時の運転ノウハウに有効であることから,民間規格化を今後計画しているとの説明があった。なお,これに関連した技術知見を取りまとめた三菱原子燃料(株)の公開文献(MNF-1006 H22/9)について紹介があった。