日本原子力学会 社会・環境部会
Chain Discussionの進め方について
(趣旨)
社会・環境部会は、人間、社会、環境、技術の相関系における原子力のあり方を探求することを目的としている。その研究対象は学際的であり、部会メンバーの所属や専門分野も多様である。また、原子力を巡っては社会的論議をよんでいる問題が数多く存在しており、これらについて、本部会内で自由な雰囲気の中で情報、意見の交換を行い、認識の共有化を図ることは極めて意義深いことと考えられる。そこで、部会メンバーによる議論“Chain Discussion”を本部会の活動の1つとして実施していくこととなった。この様な議論においては、種々のテーマに関わる認識の部会メンバーへの連鎖的広がりを図ることを目的とし、その都度結論を求めることなく、提起される課題を後のテーマとして掘り下げ、伝達して行くこととする。
開催の都度、本部会の研究関連の活動グループと関係する事項から座長の提案を基に次回以降のテーマを決定する。
開催の都度、持ち回りで次回以降の座長を決定する。次回以降の座長は当回の座長の
推薦と参加部会員の承認により決定する。幹事は承認された座長が指名する。
上記持ち回り幹事のほか各回の連絡を図るために常任幹事を置く。常任幹事は大山(日
本原子力発電(株)及び傍島(日本原子力研究所)とする。
3ヶ月に1回程度の開催を標準とし、座長が開催時期を調整の上決定する。
テーマ、学会大会開催等を考慮して東京以外の開催も計画する。会場の確保は幹事が
行う。
社会・環境部会の全メンバーに案内(電子メール)を出すと共に、部会のホームペー
ジに開催案内を載せる。開催案内は幹事が行う。
幹事は、開催の都度Discussionの概要を作成し、部会ホームページに掲載する。常任
幹事はChain Discussionの実施状況を学会誌の会報欄に掲載する。