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* 放射線工学部会ニュースレター    2013-16号(492号)*
*                     2013年 7月28日 *
*                       放射線工学部会発行 *
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「海の放射能ワークショップ」開催のご案内


2011年3月11日に東日本を襲ったマグニチュード9の大地震と津波は、福島第一原
発の6基ある原子炉のうち3基でメルトダウンを起こす原因となり、大量の放射性
物質が海へと流れ込む結果となりました。事故直後から、複数のグループが海の
放射能を調査してきています。事故から2年以上が過ぎた所で、これまでに各プ
ロジェクトにおいて行われてきた調査について、情報を共有し、問題点を明らか
にするとともに今後の取り組みについてオープンに議論する場として「海の放射
能ワークショップ」を以下の要領にて開催いたします。

URL:  http://ocean.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/radiation.html

本ワークショップに参加については無料ですが、メイルによる事前登録を御願い
いたします。参加を希望される方は、以下の情報を、8月5日(月)までに、東京
大学生産技術研究所浅田研究室杉松研究員
harumis@iis.u-tokyo.ac.jp
宛お送りください。集計のため、メイルタイトルを統一くださるよう御願いいた
します。事前登録がない場合には、ご入場をお断りすることがありますのでご留
意ください。

--------------記--------------

メイルタイトル:海の放射能ワークショップ

1)8月7日(水)の海の放射能ワークショップに参加する

2)氏名

3)氏名のふりがな

4)会社等名

5)所属部署

6)職

7)所属先住所

8)所属電話番号

9)E-mail Address

10)所属学会

11)専門分野




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海の放射能ワークショップ プログラム

日時:2013年8月7日(水):13時~17時

場所:東京大学生産技術研究所駒場リサーチキャンパス内AN会議棟 2Fコンベ
ンションホール{以下URL参照)

http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/access.html

プログラム

1)13時~13時10分:Opening remarks:小田野直光(海上技術安全研究所)

2)13時10分~15時10分

・宮城・福島・茨城県沖海域における人工放射性核種の分布とその時系列変化-
文科省モニタリング調査の総括-:日下部正志(海洋生物環境研究研)

・常磐海域における海底土の5マイルグリッドマッピング観測結果:小埜恒夫
(水産総合研究センター・中央水産研究所)

・曳航式放射能計測装置を用いた日本東海岸の海底泥137Cs分布調査:ソーント
ン・ブレア(東京大学生産技術研究所)

3)15時20分~16時40分

・魚類におけるカリウムとセシウムの動態:金子豊二(東京大学大学院農学生命
科学研究科)

・福島沿岸海域におけるセシウム137収支と生態系移行:神田穣太(東京海洋大
学大学院海洋科学技術研究科)

4)16時40分~17時10分:総合討論 :司会:植松光夫(東京大学大気海洋研究所)

5)17時10分~17時20分:Closing remarks:浦 環(九州工業大学社会ロボット
具現化センター)


以上


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ニュースレター担当:伊藤主税(原子力機構) ito.chikara@jaea.go.jp
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