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* 放射線工学部会ニュースレター    2012−04号(456号)*
*                     2012年 3月17日 *
*                       放射線工学部会発行 *
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第12回放射線遮蔽国際会議ICRS-12への参加の呼び掛け


既に皆様にはご案内の通り今年の9月2日(日)から7日(金)まで、奈良県新
公会堂において日本原子力学会主催で第12回放射線遮蔽国際会議ICRS-12が、
米国原子力学会放射線防護遮蔽部会会合RPSD-2012を兼ねて開催されます。ま
た、9月2日には医学物理関係のワークショップも同じ場所で開催されます。

本会議では、原子力エネルギー利用に係る原子炉、燃料サイクル施設、放射性
廃棄物施設、核燃料輸送・貯蔵、クリアランスと廃棄物管理、核融合炉、放射
線利用に係る加速器施設、医療施設、工業施設等に関する放射線遮蔽、安全・
防護を対象とした設計コードや関連データの開発と応用、遮蔽実験研究、放射
線計測技術開発及び放射線防護基準等について、発表と議論が行われます。今
回は特に、これらのトピックスに加えて、国際的にも関心が非常に高い、昨年
の福島第一原子力発電所の事故に関する特別セッションを設けています。環境
中の放射能と放射線のモニタリング、環境と個人の線量評価、放射線防護、環
境影響評価と回復、除染と廃棄物処理、廃止措置等に関する積極的な発表を期
待しています。

現在、アブストラクトの募集中ですが、外国からは予定数(約100件)を超え
るアブストラクトの投稿が届いていますが、国内からの投稿が非常に少ない状
況です。この会議を成功させるためには、国内からの参加者が200名は必要で
あり、そのためには国内からのアブストラクトの投稿が少なくとも150件位は
必要だと思います。年度末でお忙しいとは思いますが、締め切りが今月末(3
月31日)ですので、是非ふるって投稿して頂くようお願いいたします。

本会議は、4〜5年間隔で欧州、米国及び日本で順番に開催されて来たこの分野
における唯一の国際会議です。本会議が成功するためには、国内からの参加者
が多いことが極めて重要ですので、是非皆様方の積極的なご参加をお願いしま
す。

なお、アブストラクト投稿や参加登録に関しましては、下記ホームページをご
覧下さい。

http://www.icrs12.org/

平成24年3月16日
第12回放射線遮蔽国際会議運営委員会
(委員長 中村 尚司)

お問合せ:
ICRS12運営委員会
企画部会 坂本幸夫 sakamoto.yukio@jaea.go.jp


以上


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ニュースレター担当:伊藤主税(原子力機構) ito.chikara@jaea.go.jp
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