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* 放射線工学部会ニュースレター    2008−11号(374号)*
*                     2008年 6月17日 *
*                       放射線工学部会発行 *
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平成20年度J-PARC物質・生命科学実験施設(MLF)の実験課題募集に関する
お知らせ


 日本原子力研究開発機構(JAEA)と高エネルギー加速器研究機構(KEK)が
共同で建設した大強度陽子加速器施設(J-PARC)では、平成20年12月から物質
・生命科学実験施設(MLF)の供用を開始する予定となりました。ついては、平
成20年7月8日より、以下の要領で実験課題の公募を開始します。実験を希望さ
れる方はお申込ください。
 お申込みいただく課題は、MLF施設利用委員会で審査の上、採否を決定し、
後日、結果を実験責任者宛に通知させていただきます。
 今回の供用期間における陽子ビームの強度は20kWから50kW程度を予定してい
ますが、今後の加速器調整試験の状況で変わる可能性があります。また、
J-PARCとしてMLFへの運転直後の初めての供用となることから、予定したスケ
ジュールの変更や中止となることも有り得ますので、ご承知おきください。
 詳しい実験課題募集要項は、別途J-PARCのホームページ
(http://j-parc.jp/)等でお知らせする予定です。

利用期間と供用日数:
 平成20年12月15日〜平成21年2月28日(予定)の期間のうち20日程度

応募資格:
 申込者は、大学、民間企業及び公的研究機関等に属する者とします。

応募方法:
 J-PARC課題申請システムを利用した電子申請となります。実験責任者が以下
のホームページ(https://gamusha1.j-parc.jp/j-pas/auth/menu.jsp)
(7月8日運用開始予定)から申請してください。

募集期間:
 平成20年7月8日?8月31日

利用可能な実験装置:
(中性子実験装置)
  ・ BL-1:  4次元空間中性子探査装置
  ・ BL-8:  超高分解能粉末回折装置
  ・ BL-10: 中性子源特性試験装置
  ・ BL-19: 工学材料回折装置
(ミュオン実験装置)
  ・ D-1:  D1実験装置

 その他に、茨城県が保有・運営する、BL-3:茨城県生命構造解析装置とBL-20
:茨城県材料構造解析装置の課題公募も行われます。こちらに課題申請を希望
される方は、ホームページ(http://www.sf21-ibaraki.jp/)にアクセスして
下さい。

審査結果の通知:
 平成20年10月下旬頃(予定)

問合せ先: 
 〒319-1195 茨城県那珂郡東海村白方白根2-4
  J-PARCセンター
  業務ディビジョン利用業務セクション
  ユーザーズオフィス
   TEL: 029-284-4856
   FAX: 029-282-5996
   Mail:j_proposal@ml.j-parc.jp


以上


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ニュースレター担当:伊藤主税(原子力機構) ito.chikara@jaea.go.jp
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