***********************************
* 放射線工学部会ニュースレター     2008−1号(364号)*
*                     2008年 1月25日 *
*                       放射線工学部会発行 *
***********************************


炉物理部会企画セッション「J-PARC核変換実験施設の現状と展望」のご案内


 炉物理部会では、来る2008年春の年会において標記企画セッションを開催致
します。放射線工学部会の皆様からも幅広いご意見を頂きたいと考えておりま
す。多くの部会員の皆様の参加をお願い致します。

日時  2008年3月28日(金) 13:00〜14:30

目的と概要
 平成19年12月に開催された炉物理部会主催のシンポジウム「アクチノイド・
マネジメントのための炉物理と将来の実験施設」では、種々の観点からの炉物
理実験の必要性と新たな炉物理実験施設に対する要望について議論された。こ
の中で、JAEA/KEKによるJ-PARCプロジェクトで計画中の核変換実験施設が次期
炉物理実験施設として期待されている。
 本セッションは、J-PARCにおいてアクチノイド・マネジメントに関する炉物
理研究を進める上で重要となる核変換実験施設について、炉物理部会だけでな
く、核データ、放射線工学、加速器・ビーム科学などの関連部会員にも参加い
ただき、施設検討の進捗状況、実験研究のニーズの高まり、施設建設のための
今後の活動計画の発表を通して、施設具体化に際して考慮が必要な事項を議論
することを目的としている。
 セッションの最後には、予算獲得の見込みや原子力委員会で評価の現状につ
いての発表を設け、実験施設の実現に向けた今後の展望と戦略について討議を
行う。

プログラム
 炉物理実験の必要性と新たな実験施設への期待  (東北大) 岩崎 智彦
 核変換実験施設の検討状況           (JAEA)  佐々 敏信
 中性子源工学に関する実験           (北大)  鬼柳 善明
 高エネルギー粒子線工学に関する実験      (九大)  石橋 健二
 核破砕中性子源を用いた放射線工学に関する実験 (EDC)   田原 義壽
 実験施設建設にむけた今後の取り組み      (JAEA)  大井川 宏之


以上


***********************************
ニュースレター担当:伊藤主税(原子力機構) ito.chikara@jaea.go.jp
***********************************