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* 放射線工学部会ニュースレター    2005−28号(299号)*
*                     2005年 9月26日 *
*                       放射線工学部会発行 *
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<放射線工学部会総会議事録>

 日本原子力学会2005年秋の大会期間中に開催された放射線工学部会総会の議
事録を以下に報告します。

日時:平成17年9月14日(水)12:10〜13:00
場所:八戸工業大学D会場

議事
1.部会長挨拶
  開会にあたり、石橋部会長より挨拶があった。

2.報告
2.1 部会等運営委員会
 部会等運営委員会の井口委員より、企画委員会、部会等運営委員会の役割に
ついて紹介があった。企画委員会は、高所大所の立場から、学会をより発展さ
せるために全体を広く見ている。一方、部会等運営委員会は各部会の利益代表
であり、部会の実務に関して責任を持ち、研究専門委員会の世話もすることと
なっており、委員会では部会の活動状況の報告や部会総会等の議事録も報告す
ることとなっている。なお、研究専門委員会の立ち上げは、従来どおり、企画
委員長あてに行う。

2.2 広報
 遠藤委員の代理で、小田野委員がニュースレターの発行に関して、新年度か
ら15号(3号/月のペース)発行し,会議案内,人事公募,新しいデータ等に関す
る情報を提供したことを報告した。

2.3 夏期セミナー
 黒澤委員の代理で、佐藤夏期セミナー幹事が夏期セミナーの実施結果につい
て報告した。夏期セミナーの会計報告中、宿泊費等の自己負担分を収入に含め
るかどうか、学会事務局への方向上問題ないかを確認することとなった。

2.4 会計
 谷内委員より、現時点での会計収支の状況について報告があった。

2.5 その他
 石橋部会長より、ISORD-3及び4部会合同日韓サマースクールについて報告
があり、ISORD-4は2007年に韓国ソウルで開催される予定であることが報告さ
れた。

3.審議事項
3.1 部会規約
 部会等運営委員会の発足に伴い、放射線工学部会規約のうち第5条の「企画
委員会」を「部会等運営委員会」に改定する必要があることが、井口委員より
説明があった。上位規定である学会の規定が改定されないと、部会の規定も改
定できないことから、上位規定が改定された後、新たに提案し、総会で諮るこ
ととなった。

3.2 枠組み編成会議
 年会、大会でのセッション等の割り振りを行う枠組み編成委員会について、
井口委員より説明があった。枠組み編成委員会には、第U分野から1名を出し
ており、核データ、放射線工学、加速器・ビームの各部会の持ち回りとなって
おり、加速器・ビーム部会の奥田先生が担当となることが報告され、承認され
た。

3.3 部会賞
 放射線工学部会として部会賞を授与することについて議論した。当面は、若
手部会委員の学会等での口頭発表を対象とした優秀講演賞を授与することを目
指し、一度実施してみて、方法を改善していくことが提案された。夏期セミナ
ーについては、賞の受賞を継続するが、部会賞とする際には、発表者が部会員
でない可能性もあることから実施上問題があることが指摘された。しかし、こ
のような問題点もあるが、夏期セミナーで学生会員を勧誘することを含め、結
論的には夏期セミナーで奨励講演賞をだすことを優先して検討していくことに
なった。

3.4 部会企画セッション、学会誌連載記事
 部会企画セッションと学会誌での部会担当の連載記事の内容について、部会
運営委員会へ提案して欲しい旨連絡があった。

3.5 企画セッションでの発表内容の公表
 企画セッションでの発表内容は、要旨集しか公表されていないが、今後、著
者の了解が得られれば、発表に使用したパワーポイント資料等をWebで公開し
てはどうかとの提案があり、了承された。

以上

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ニュースレター担当:遠藤 章(原研)
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