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* 放射線工学部会ニュースレター 2005− 2号(273号)*
* 2005年 1月11日 *
* 放射線工学部会発行 *
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<ニュース項目>
1. 「放射線遮へい計算のための線量換算係数: 2004」出版のお知らせ
2. 原子力学会2005年春の年会のプログラム編成のお知らせ
1. 「放射線遮へい計算のための線量換算係数: 2004」出版のお知らせ
下記のとおり、日本原子力学会標準委員会研究炉部会放射線遮蔽分科会(平
山英夫主査)で作成した「放射線遮へい計算のための線量換算係数: 2004」が
下記のとおり出版されました。ご入用の方は、日本原子力学会標準委員会担当
の太田氏,阿久津氏(03-3508-1263)までお申し込み下さい。
記
名 称: 放射線遮へい計算のための線量換算係数: 2004
(AESJ-SC-R002,2004年10月6日制定)
概 要:
離散座標法やモンテカルロ法などによる遮へい計算を行う場合,最終的な評
価量である線量率を求めるためには,エネルギー毎のフルエンス率からの換算
係数が必要です。1977年,1990年と国際放射線防護委員会(以下、ICRP)の勧
告が出されて線量の概念が変わるたびに,新たな線量換算係数の値がICRPから
示され,放射線障害防止法等に付される線量換算係数の値も変更されてきまし
た。
この標準は,基本的にICRPの1990年勧告の実効線量に対する換算係数をベー
スに一部見直しを行い,放射線遮へい計算の際の,10keV〜10GeVのエネルギー
範囲の光子及び0.001eV〜 5GeVのエネルギー範囲の中性子について,フルエン
ス(率)から実効線量(率)への線量換算係数を規定したものです。
主な内容として,実効線量への換算係数(エネルギー点に対するデータ,換
算係数の近似式,群構造に対する換算係数),解説(遮へい計算に用いられる
線量換算係数の変遷 他)を含んでいます。
発行日: 2004年12月25日
価 格: 会員価格:6,825円(定価:8,400円)
〔税込/送料別〕
取り扱い:(社)日本原子力学会標準委員会担当 太田,阿久津(03-3508-1263)
2. 原子力学会2005年春の年会のプログラム編成のお知らせ
1月7日に原子力学会2005年春の年会のプログラム編成会が開催され、プログ
ラムが決定しました。放射線工学部会に関連するセッション名と時間帯の情報
をお知らせいたします。
L会場(中性子源、中性子工学 6件)
29日 13:00〜14:40 中性子源、中性子工学
M会場(放射線物理、放射線計測 31件)
30日 9:00〜9:45 ガス検出器
9:45〜10:30 レーザー計測
10:30〜12:00 超伝導及び固体検出器
13:00〜14:15 X(γ)線計測応用及び標準
14:15〜15:30 中性子計測
15:30〜16:45 中性子イメージング
16:45〜17:45 クリアランス計測
(放射線挙動、遮蔽工学 5件)
31日 9:10〜10:30 放射線挙動、遮蔽工学
(原子核物理、核データ、核反応工学 13件)
31日 13:00〜14:00 チャンネル結合法及び核分裂に関する理論
14:00〜15:00 二次粒子スペクトルの測定
15:00〜16:15 中性子捕獲反応
放射線工学部会総会
M会場 30日 12:00〜13:00
放射線工学部会企画セッション(線量率換算係数標準)
M会場 31日 10:30〜12:00
放射線工学部会・加速器ビーム科学部会合同企画セッション
(医療応用及び施設紹介)
N会場 29日 13:00〜16:00
以上
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ニュースレター担当:遠藤 章(原研)
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