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* 放射線工学部会ニュースレター 2004−23号(265号)*
* 2004年 8月26日 *
* 放射線工学部会発行 *
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<平成16年秋の大会 放射線工学部会合同企画セッションについて>
既にプログラムでご案内のように,原子力学会秋の大会の2日目,9月16日(木)
に,放射線工学部会と保健物理・環境部会の合同で「低線量放射線リスクと社会」
と題した企画セッションを行います。セッションの内容は,下記の通り表題に
関する講演とパネルディスカッションとなっております。
記
【日時】 平成16年9月16日(木)14:00〜18:00
【場所】 K会場
【内容】
第一部 司会:佐藤理 (三菱総研)
(1)最近の低線量放射線影響研究の成果(生物学的研究)(京大)丹羽太貫
(2)最近の低線量放射線影響研究の成果(疫学的研究)(鹿児島大)秋葉澄伯
(3)放射線教育 (放射線教育フォーラム)松浦辰男
第二部 司会:高橋知之(京大)
(4)低線量放射線影響に関する社会の認知 (甲子園大)木下冨雄
(5)低線量放射線影響と規制 (放医研)米原英典
(6)低線量放射線影響と放射線防護 (福山大)占部逸正
第三部 パネルディスカッション;低線量放射線リスクと社会
司会:杉浦紳之(東大)
企画セッションの狙いはつぎの通りです。
【企画の狙い】
X線CTによる被ばくのリスクなどの報道により,低線量の放射線リスクに
関する関心が,専門家のみならず一般社会でも高まっている。また,NORM(自然
起源の放射性物質)による被ばくに関する検討や,規制免除核種やクリアランス
レベルの設定においても,確率論に基づく低線量の放射線影響の新しい考え方
が出されてきているが,この考え方に関しても一般社会にどのように説明する
か,という観点が重要である。本セッションでは,上記の社会の低線量放射線
リスクに関する関心の高まりに専門家としてどのように応えていくか,を明ら
かとするために,「低線量放射線リスクと社会」と題して,低線量放射線リス
クに関する最近の研究動向,社会の認知,防護の考え方,規制・法令との関わ
りを示すとともに,パネルディスカッションを行う。
皆様,是非奮ってご参加下さい。
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ニュースレター担当:遠藤 章(原研)
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