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＊ 放射線工学部会ニュースレター ２００３− ５号（２２４号） ＊
＊ ２００３年 ５月１５日 ＊
＊ 放射線工学部会発行 ＊
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＜ニュース項目＞
1. 放射線工学部会運営委員の追加選任について
2. 石橋部会長からのご挨拶
3. 会議案内
4. 連絡先変更
5. 出版物に関する情報提供のお願い
1. 放射線工学部会運営委員の追加選任について
4月21日に公示されました2003-2004年度の放射線工学部会運営委員の追加選
挙の結果，
神野 郁夫氏（京大）
金子 純一氏（北大）
が選任されました。既にニュースレター2003-3号(222号)でお知らせしました
運営委員をあわせ，18名の運営委員で今後2年間活動してまいります。よろしくお願いいたします。
2. 石橋部会長からのご挨拶
九州大学大学院工学研究院 石橋健二
この度，部会長を仰せつかりました石橋でございます。簡単に自己紹介させていただきます。小生は，学部・修士の学生のときには，放射線計測の分野に属し，高純度ゲルマニウム検出器をテーマにしました。博士課程では，高エネルギー物理学研究所（現高エネルギー加速器研究機構）シンクロトロン用の超伝導双極磁石の開発をテーマに選び，その後もフェルミ国立加速器研究所で超伝導加速器TEVATRONの建設に従事しました。九州大学に赴任してからも，しばらく高エネルギー物理学研究所や核融合科学研究所の極低温装置の開発に協力してきましたが，それとともに放射線計測分野に復帰し，極低温のトンネル接合型超伝導X線検出器や，高エネルギー原子核破砕反応からの中性子計測を手掛けてきました。近年の核変換処理等の加速器駆動未臨界炉の関心の高まりもあって，最近では高エネルギー中性子計測が本業となっています。
日本原子力学会では研究分野を５つに分かれていますが，このうち第２分野で最も早く部会を結成したのが放射線工学部会です。本部会は，主に，放射線挙動・遮蔽，放射線計測・検出器，線量・保健物理の３つに別れています。中村前部会長は，活動の幅が広くこれらすべてを熟知されて，部会を運営されてきました。
小生は，部会長をお引き受けいたしましたが，中村前部会長と違い，放射線工学部会の中では放射線計測にウェートをおいた経歴になっています。微力ながら，本部会の活動の発展に尽す所存でありますが，部会活動の活性化には皆様のご支援とご協力を必要としております。運営委員が揃いこれから２年間の任期の活動が始まりますので，ご支援とご協力の程，よろしくお願いいたします。
3. 会議案内
・核データ国際会議(ND2004)
2004年9月，米国 Santa Fe にて開催される標記会議について，下記のwwwで見ることができるようになりましたのでお知らせします。
http://t16web.lanl.gov/nd2004/
・国際放射線防護学会 第11回国際会議(IRPA11)
2004年5月，スペイン Madrid にて開催される標記会議について，発表申し込みのアブストラクト締め切り日(2003年6月30日)が間近となりました。関心のある方は，下記のwwwをご覧下さい。
http://www.irpa11.com/
4. 連絡先変更
会員の連絡先が下記の通り変更になりましたのでお知らせします。
・根目沢 重紀
茨城日立情報サービス（株）
・笹本 宣雄
日本原子力研究所 国際原子力総合技術センター
5. 出版物に関する情報提供のお願い
会員相互の情報交換のために，会員が執筆した論文，図書等のリストが，部会www
(http://ccwww.kek.jp/kek/rad/gakkai/paper.html) に掲載されています。広報係では，情報交換の一層の活性化のために，このリストの充実を図りたいと考えております。
会員の執筆した論文，図書等，公開の印刷物で，提供可能なもののリストを下記の要領にて，広報担当 遠藤(a.endo@popsvr.tokai.jaeri.go.jp)
までお送り下さい。順次，部会wwwに掲載し会員に広くお知らせいたします。
・資料名
著者，タイトル，資料の名前等の書き方は，日本原子力学会誌欧文誌のReference
の書き方に準じて下さい。
・希望掲載分野
放射線物理・放射線計測，放射線遮蔽・放射線挙動，核データ，保健物理，放射線利用，その他
・資料請求の際の担当者名及びe-mail
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ニュースレター担当：遠藤 章(原研)
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