−溶融塩の基礎データと乾式再処理技術−
開催のご案内
溶融塩技術を利用した物質の分離や合成は、新たな物質科学の分野を展開していくものとして、近年、調査・研究が精力的に行われてきています。放射光などの新しい実験手法により溶融塩の構造や物性の研究が進められ、また、乾式再処理技術は、経済性の向上が期待されるものとして注目されています。一方、これらの実験を補完し結果を予測する手段として、計算シミュレーションの役割に対する期待が大きくなってきています。
この度、標記ワークショップを下記の要領にて開催いたしますので,ご参加下さるようお願い申し上げます。
記
1. 主 催:日本原子力研究所物質科学研究部アクチノイド科学研究グループ
日本原子力学会「再処理・リサイクル部会」
2. 日 時:平成15年12月16日(火) 9時30分−17時10分
3. 場 所:原研東海研 第1研究棟1階 第5会議室
4. プログラム:
[開会挨拶](9:30−9:40)
[乾式再処理プロセス試験の進展] (9:40−11:10)
・酸化物電解MOX共析試験結果について
(サイクル機構・明珍宗孝)
・電中研/ITUの乾式再処理試験の概要
(電中研・木下賢介)
・窒化物燃料の乾式再処理における再窒化試験
(原研・中園祥央)
[乾式再処理のための基礎-I] (11:10−11:40)
・Principle of the oxide pyroprocess
(サイクル機構・Serguei Vavilov)
[乾式再処理のための基礎-II] (13:00−15:00)
・電気化学法による塩化物浴中の安定化学種の検討
(東北大・山村 力)
・溶融塩化物中での希土類金属およびその窒化物の電気化学挙動
(京大・後藤琢也)
・塩化物溶融塩中のランタニドおよびウランの吸光スペクトル
(京大炉・藤井俊行)
・溶融塩化物中の希土類イオンの挙動
(原研・林 博和)
[乾式再処理プロセスのシミュレーション] (15:30−17:00)
・乾式再処理関係シミュレーションの状況と今後の展開、議論のために
(東電・小林広昭)
・乾式再処理シミュレーション技術開発の現状
(東芝・有江和夫)
・電極境界層内における析出成分イオン対流拡散の数値解析
(サイクル機構・堺 公明)
[閉会挨拶] (17:00−17:10)
[懇親会] (17:30−19:00)
5. 参加費:ワークショップ 無料
昼食/お弁当 1,000円(当日)
懇親会 3,000円(当日)
6. 送迎バス(無料):
9:10 東海駅(東口)発(原研行き)
上野駅7:30発フレッシュひたち5号/東海駅8:58着に接続
19:00 阿漕ヶ浦クラブ発(東海駅行き)
東海駅19:20発普通/(乗換え)勝田駅発フレッシュひたち56号
(上野駅行き)に接続
7. 参加申込方法:
参加をご希望の方は、「参加申込書」に必要事項をご記入の上、
12月5日(金)までに事務局宛てE-mailでご連絡下さい。
(事務局)原研物質科学研究部アクチノイド科学研究グループ
Tel.:029-282-5382/Fax.:029-282-5922
E-mail:pyro@molten.tokai.jaeri.go.jp
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第3回「溶融塩技術と計算シミュレーション」ワークショップ
参加申込書
1. 御芳名
2. 御所属
3. 御連絡先 E-mail:
Tel:
Fax:
4. 昼食/お弁当 希望する 希望しない
5. 懇親会 (阿漕ヶ浦クラブ) 出席する 欠席する
6. 送迎バス(東海駅から原研) 利用する 利用しない
(阿漕ヶ浦クラブから東海駅) 利用する 利用しない
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