再処理・リサイクル部会「第1回冬のセミナー」アンケート結果
昨年の第1回「冬のセミナー」は、多数の当部会員のほか、学会員、学生及び学会非会員の皆様のご参加を頂き、盛会のうちに終了することが出来ました。
また、本セミナーのアンケートには、参加者の約4割の皆様から、大変参考になる多くのご意見を含むご回答を頂きました。事務局では、第1回セミナーの経験とこのアンケートの結果を今後のセミナーや部会の活動に反映させて参ります。
皆様のご協力に感謝申し上げます。
ご回答者
- 40〜50代の方が多く(約6割)、約8割の方が再処理分野に詳しいかある程度のご経験をお持ちの方でした。
講 演
- テーマ・内容、講演者、講演時間、講演件数とも、約7割以上の方が「良かった」「適切」との回答でした。
- 講演内容については、大きく分けると、概括的な内容で現状と今後の方向性が把握できて良かった、また第1回目としては結構、という意見と、もう少し専門的、学術的な内容、最先端の研究状況、問題点、課題、失敗事例などを含む内容があってもよく物足りなかった、との意見がありました。一方で、非部会員には難しすぎた、専門家主体のテーマではなく学生も楽しく聞ける内容にすることや原子力以外の講師も呼んで参加者の幅を広げるべき、一般の人にも開放する、などの意見もありました。
- 講演では、特に竹内部会長や原産・宅間氏の率直かつ示唆に富んだ講演が印象的であった、宅間氏の講演から今後社会に対応していく上でどうすればよいのかもう一度じっくり考えていく必要があると思った、との感想や、サイクル機構・河田氏の歴史を振り返った講演が面白かった、などの感想が寄せられました。河田氏の講演については、もう少し時間を差し上げて最後まで聞きたかった、という感想を寄せられた方が数人おられました。
- 今回の上記の方々の講演やYGN・荻野氏の問題提起への共感などから、今後は科学・技術と併せて、再処理・リサイクルの歴史、社会との接点、若手の問題提起という組み合わせでネタが尽きるまでやってみるのも面白いという意見や、もっと若い方が講演する機会を増やすべき、若手から質問等が出るようなものにするのも今後の課題、との意見がありました。
- その他、六ヶ所の進捗状況については、面白くなくとも必ず入れて欲しい、セミナーに限らず部会行事に海外からの参加があるのはよい、などの意見がありました。
パネル討論
- テーマ・内容、パネリストとも7割以上の方が「良かった」との回答でしたが、時間については「適切」と「短い」が半々に分かれました。
- テーマ・内容については、原子力業界が抱える大きな問題であり、様々な部会の人を交えての討論は非常に大切で、学会として高く評価されるべきとの意見や、21世紀は技術ではなく哲学が引っ張るという考えはそのとおりで、最初にあるべき姿があり、その実現のために技術を手段として利用するという考え方はマーケティングの分野の議論と同じで感心させられたとの感想、パネル討論をもっと充実させると面白いとの意見がありました。また、YGN・荻野氏の意見は着眼点が新鮮で非常に興味深かった、もっとこのような若い方の発言の機会を増やすべき、との意見がありました。
- 時間や進め方については、司会の山名先生の進行、纏め振りは素晴らしかったものの、パネリストの発表時間が長過ぎ、また全体の時間も短くて本来の討論の時間が不足した、もっと会場を巻き込んで討論できる時間を増やすべき、などの意見が多数あったほか、テーマが広過ぎた、パネリスト間で主題に対する認識の違いが見られ発表が必ずしも討論に直結するものではなかった、との感想がありました。
展示物
- ほとんどの方が「良かった」「普通」という回答でしたが、「普通」の方が多く、まあまあであったという感じです。
- 今回は報告の内容がほとんどカバーされており、十分な研究蓄積・成果が提示できたが次回からの出し物が大変との感想や、とても素人が分かる内容ではなく工夫が必要との意見がありました。
施設見学
- サイクル機構、原研とも約65%の方が「良かった」との回答でしたが、原研については2割弱の方が「良くなかった」ようです。
- サイクル機構ではインフォームド・コンセントの精神で伝えようという心がよく伝わってきて良かったとの感想があった一方、バスの移動や時間配分の関係で原研の見学時間が短すぎ残念という感想が多くありました。
運 営
- 会場、飲み物等のサービス、配車サービス、懇親会、テキストについては、ほとんどの方が「良かった」「普通」との回答でしたが、参加費については、約6割の方が「適切」、4割の方が「高い」と意見が分かれました。因みに、「安い」という回答は学生さんだけでした。
- 運営全般については、サイクル機構、原研のサポートもあり、非常にスマート、スムーズ、適切、丁寧で良かった、との感想を多くの方から頂きました。(ありがとうございました。)
- 一方、施設見学後のバスの配車が東海駅までで、そのインフォメーションが徹底されていなかったため、会場の展示館に自家用車を置いて見学に参加した方が駐車場まで戻れなかった、とのお叱りを受けました。(そこまで頭が回らず、失礼いたしました。)
- また、複数の社会人の方から、若手の参加を促進するため学生の参加費は「無料」にすべき、特に学生が参加するには参加費が高い、との意見を頂きましたが、今回のセミナーでは学生は「無料」にしております。
- セミナーの形式について、テーマ毎に幾つかのグループに分けるともっと良くなるという意見や、セミナーを「研修」の場とするか「報告会」にするかで内容も対象も変わる、との意見もありました。
参加者の目的
- 多くの方が、この分野の現状、動向、将来展望、研究・技術開発状況などの把握・情報収集を挙げられました。
- また、再処理・リサイクル関連の情報の整理とこれらの切り口から見た原子力開発の問題点、課題、見通しの把握やヒント取得、歴史から将来展望までの勉強、今何が注目されているかを知ること、再処理・リサイクル分野の勉強、この分野の問題点の勉強、施設見学、パネル討論を聞きリサイクル技術の今後の目指すべき方向について考えること、日本をリードしている先生や研究者の考えを知ること、などがありました。
- 回答して頂いたほとんどの方が、十分、概ね又はある程度目的が達成されたと感じているようです。
- 技術のみならず、原子力を取り巻く社会的な状況への対応についても諸先生の示唆を得ることができ、今後の業務を進める上で大変参考となった、との感想もありました。
今後のセミナーについて
今後のセミナーで学習すべき、聞きたい、あるいは議論すべきテーマ
以下に示す沢山の希望テーマを頂きました。
《技術的事項》
◇歴史、海外の動向、わが国の進むべき道 ◇再処理をどう位置付けどう進めてゆくか、湿式や金属電解だけでよいのか、開発のあり方 ◇東海再処理の苦労話や課題(「失敗に学ぶ」観点も加味して) ◇湿式再処理の専門的な話 ◇乾式再処理の専門的な話 ◇各社の先進再処理技術開発 ◇FBRを視野に入れた再処理を行なう場合に必要な基礎研究や問題点 ◇各種再処理法におけるTRU/FPの残存と消滅に係る炉心設計との関連 ◇PUREX法や溶融塩電解法以外の新しい再処理技術 ◇再処理の経済性について本音の議論 ◇サイクル施設の安全性研究状況 ◇海外の研究状況 ◇要素プロセスの解説 ◇リモートハンドリング ◇化学基礎反応の基礎研究成果(海外も含めた一流の専門家) ◇次世代燃料の開発状況 ◇回収ウラン、プルトニウムから新燃料製造への繋がり ◇中間貯蔵に関する技術開発動向 ◇廃止措置に係わるリサイクル ◇廃棄物関連技術の解説 ◇再処理廃棄物の処理技術の現状と廃棄物処分方策との関連 ◇国内の再処理、燃料製造施設における保障措置、計量管理の考え方や具体事例の紹介 ◇ロシアにおける国際使用済み燃料貯蔵、処分、再処理を保障措置の観点からみた問題点 ◇核不拡散性 ◇燃料サイクルのライフサイクル評価の手法や結果 ◇核燃料サイクル一般論に立ち返った話 ◇第一線の研究者・技術者から概要ではなく中身の話
《社会的事項》
◇マスコミ関係者、経済学者、社会学者などを講演者、パネリストに加える ◇地元の方の再処理に関する意見 ◇社会学者、地元住民、反対派、学生の意見 ◇パネル討論などで再処理・リサイクルに好意的でない方の意見を聞く ◇なぜ燃料サイクルは国民に受け入れられないのか、総論賛成-各論反対の人間心理、受け入れられるエネルギーが具備すべき条件とは、原子力は必要悪か ◇サイクル技術の一般説明の方法やその問題点の議論
《その他》
◇セミナーの目的(学生中心、部会活動紹介、部会員相互理解など)によりテーマを選択
◇これからの電力業界の姿(電力自由化と小型発電装置分野での技術革新を考慮して)
セミナーの内容構成
- 「セミナーの内容は網羅型、一点集中型、適度な組み合わせのどれがよいか?」の設問に対しては、7割弱の方が「適度な組み合わせ」が良いとし、次いで「一点集中型」、「網羅型」の順でした。
- 2日間開催の場合には、初日に全般の話を、2日目にある分野を集中して行なうと分かり易い、という学生さんの意見もありました。
開催希望時期、希望日、期間、場所、開催形態
- 2月3月を除く各月と各季節に広く希望がありました。「特になし」が最も多かったですが、次いで11月、12月、10月、7月の順でした。開催地により変えるとか、青森であれば寒くない時期、という意見もありました。
- 開催希望日については、約75%の方が「平日」を希望し、「土日祭日」を希望した方は僅かに4%でした。
- 開催期間については、約75%の方が「2日間」を希望しました。また、遠隔地で開催するのであれば、前日に集合し、get-acquaintance party(極めて簡素な立食形式)を持つのも一案、という意見がありました。
- 開催場所は「その都度関係深い場所を考える」が約70%と最も多く、次いで「東京などの大都市」、「どこでもよい」、「観光地」の順でした。
- 開催形態については、「どちらでもよい」(44%)と「部会主催・他部会協力」(38%)が多く、次いで「他部会との共催」(15%)、「部会単独」(4%)の順でした。
内容/運営について改善すべきこと、お気づきの点
- 開催の周知が極めて不十分で部会員の中にもセミナー開催を知らない者もいた、開催計画がほぼ固まった段階で学会誌に予告(変更もあり得るとの但し書きをつけて)するなどの工夫を望みたい、とのお叱りを頂きました。また、もう少し事前に参加募集、プログラムなどを公開して欲しい、との要望も頂きました。(次回から改善いたします。)
- セミナーあるいは懇親会だけにも地元の行政関係者を招待した方がよい、討論会はもう少し時間をとっても面白い(学生さん)、見学が忙しかった、などのご意見、ご感想も頂きました。
その他のご意見、ご希望
- もっと若手の研究者・技術者、大学院生・学生の参加があった方がよい、こういったセミナー等で実際に原子力分野で活躍している先輩方の話を聞くことは学生さんには貴重な機会、という意見や、学生がもっと参加できる内容・環境にするといろんな意味で活性化される(学生)、という意見がありました。
- テーマはその時々のタイムリーなテーマをあげてセミナーの半分位の時間を費やした方がよい、ポスターセッション、展示物、コンピュータ表示等にもう少し力を注いでもよい、啓蒙的なセミナーを希望、との意見もありました。
- 事務局へのねぎらいのお言葉を頂戴いたしました。ありがとうございました。
アンケート結果の詳細
集計データと、頂いたご意見、ご感想を原文のまま示します。
参加者123名のうち、回答者は52名(42%)。 〔以下、( )の数字は人数〕
ご回答者について
(1)年代: 20代(6)、30代(10)、40代(15)、50代(17)、60代以上(4)
(2)再処理分野でのご経験: 詳しい(16)、普通(24)、詳しくない(11)
今回のセミナーの内容について
(1)講演
- テーマ・内容: 良かった(34)、普通(15)、良くなかった(2)
- 講演者: 良かった(40)、普通(11)、良くなかった(2)
- 講演時間: 適切(40)、長い(6)、短い(5)、一部長く一部短い(1)
- 講演件数: 適切(44)、多い(5)、少ない(3)
(2)パネル討論
- テーマ・内容: 良かった(35)、普通(10)、良くなかった(5)
- パネリスト: 良かった(38)、普通(12)、良くなかった(1)
- 時間: 適切(25)、長い(0)、短い(26)
(3)展示物: 良かった(22)、普通(28)、良くなかった(2)
(4)施設見学
- サイクル機構: 良かった(16)、普通(9)、良くなかった(0)
- 原研: 良かった(14)、普通(4)、良くなかった(4)
(5)内容全般についてのご意見、ご感想
全 般
- 第1回のセミナーとして、講演内容、施設見学も大変に有意義なものでありました。(50代)
- 第1回としては大成功(60代以上)
- 良かった。参加者が少なかったのが残念だった。(外国人)
- 一般の人にも広く開放してはいかがでしょうか。(30代)
- 講演もパネル討論も活発な発言があって面白かったと思います。(50代)
- 内容はどれもすばらしいのですが、心引きつけられるものでは無かった気がします。抽象的ですが、これまでのセミナーとはアプローチの異なった、セミナーにしても良いと思います。(30代)
- 企画された講演時間、講演数、見学時間は適切だったと思いますが、 ついお話の前半が長引いてしまってお話が途中になってしまったり、 見学の際に質問の時間がなくなってしまったのが残念でした。(30代)
- 第1回の部会ということなので、どれくらいの人数が集まるのか心配していましたが、おおいに盛り上がっていてこれからに期待できると感じました。(20代)
- 海外からの参加者があるのはよい。(これはセミナーに限らないが、部会の行事に関し)日本で開催の国際会議に絡めるなど良い機会を選んでできるだけ参加してもらえると良い。(40代)
講 演
- 非常に良かったと感じるもの、既に別の場所で聞いており、陳腐と感じたものが混在(50代)
- 特に竹内部会長、宅間原産専務の講演は、素直なご意見、示唆に富んだ感想が聞けて大変良かった。(50代)
- 講演は、どれもが聞きごたえのあるものであった。再処理技術に直接かかわるものではないが、宅間さんの講演は、一番印象に残った。(40代)
- 再処理の現状と今後の研究開発の方向性についての知見を得ることができ非常に有意義でした。(30代)
- JNC河田氏の講演はきちんと時間を取って頂けると、なお、良かったと思います。(50代)
- 河田さんのお話は最後まで聞きたかった。(50代)
- 河田氏の講演はもう少し時間を差し上げるべきであった。(50代)
- 河田さんはもう少し話したかったようです。講演時間についてはテーマを優先して講師が必要と思う時間 を割り振ってプログラムを組んだらいかがでしょうか?(50代)
- 行政の立場での講演がひとつくらいあっても良かったかもしれません。(50代)
- 初めてこの分野に触れる人、学生、等には適切な入門コースといえますが、専門家にはやや物足りない点が合ったのではないかと感じます。一部、最先端の研究状況(特に大学等から)、あるいは開発失敗事例報告を含めると一層興味深くなると思います。(50代)
- 「冬のセミナー」で最前線で活躍していらっしゃる方のお話を聞くことができ、大変よかったです。(学生)
- 今回は、第1回目ということで、再処理専門家主体のテーマ選定であったが、次回は、学生も楽しく聞くことのできる内容、原子力以外の講師を呼ぶなど、参加者の幅を広げることができるようにしていくと良い。(50代)
- GLOBAL、秋の学会、NUCEF2001、Actinides2001と同様のテーマで続いた後でもあり、内容的に新鮮味がなかったように感じた。(40代)
- かっての原産会議の再処理・廃棄物セミナーに似ている。現状の研究開発を把握する上で良かったが、ただ、難を言えば、専門家の集まりにしては、問題点、課題の紹介が少ないせいか、議論も原産セミナーと比べて余り活発でない感じがした。(50代)
- 乾式/湿式/その他の種々雑多のイメージあって、もう少し時間を分けて頂きたかった。(40代)
- セミナーの開催主旨を、パネル討論及び部会長講演で行われたような大所高所からの動向を把握するためのものと予想していたため、まだ再処理に詳しくない私にとっ て専門的すぎる内容があった点が予想外だった。(40代)
- 時間が限られており、各氏発表内容も膨大であったため、発表が駆け足となり、もったいなかった。実用化戦略調査研究関連は別途機会を設けて詳細に中身を説明した方が良かった。(30代)
- 実用化戦略調査研究は、検討すべき項目がかなり多くあって絞込みが大変だなという感想を持ちました。(50代)
- 講演者にもよりますが、全般的に講演時間が長く、もう少し簡潔であってもいいと思いました。(20代)
- 歴史を振り返るという意味で河田さんのご講演は面白かったし、このままでいいいのか、という荻野さんの問題提起、宅間さんの社会との接点に注意を喚起する呼びかけにも非常に共鳴するものを感じました。科学・技術だけでなく、再処理・リサイクルの 歴史、社会との接点、若手の問題提起というパターンの組み合わせは、ある程度シリーズとしてネタが尽きるまでやってみるのは面白いと思います。(50代)
- 具体的な提案ができなくて申し訳ありませんが、もっと若い方が講演する機会を増やすべきだと思います。(50代)
- 設立総会その2という感じで、業界の集まりとしては意味があるとは思うが、学会の部会としては学術的中身が希薄だった。(40代)
- FBRや再処理の最新の研究開発状況を知ることができ有意義であった。(40代)
- 原産の宅間氏の講演等で原子力PAを進める上で、新たな視点や考え方を提示され、今後、我々が社会に対応していく上でどうすればよいのか、もう一度じっくり考えていく必要があると思った。(40代)
- 部会員にとっては適切だったが、非部会員にとっては少し難しすぎたのでは。(40代)
- 今回のテーマは、バックグラウンド的なお話が聞けて大変参考になりました。ただ、時間がかかりすぎたとしても、もう少し深い内容のものも聞きたかったです。(学生)
- 苦労話、問題点を集中的に報告し、議論するような場の方がよいのではないでしょうか。(30代)
- 私のような「素人」にも理解でき、ありがたかった。原子力が曲がり角にさしかかっていると感じられた。(60代以上)
- 本セミナーは若手へのPRも兼ねていると思いますが、講演に対する質問等は若手からは少なかったようで、今後の課題ではないでしょうか。(50代)
- 私自身にとっては、本分野を知る良い機会になりました。(50代)
- 第一回のセミナーとしては、再処理、リサイクル全般を対象とした概括的な内容で妥当であろう。(40代)
- 目新しさという意味では物足りなかったが、現状の把握という意味では良かったと思います。(30代)
- (部会の最重要の目標の1つであるので)再処理・リサイクル部会の何らかの行事で必ず六ヶ所の進捗状況の報告があるのはよい。順調に進んでいるのであまり変わり映えが無くおもしろくないかもしれないが、今後も何らかの形で必ず報告をしていってほしい。(今後は通水試験等の結果も入れてお話しいただけると興味がもてる。)(40代)
- 全般を紹介するような概要的な発表が多かった。もう少し専門的な部分があっても良いと思う。(技術的な部分を展示の方で補う手もあるかもしれませんが)(40代)
- 一件当たりの時間を短縮して、もう少し多くの発表が聞けるともっと良かったのでは。(50代)
パネル討論
- 総じて高レベルの方たちであり、興味深く聞きました。(50代)
- 原子力関係者だけでなく、幅広い分野からパネリストをお願いしたほうが、なお良かったと思います。(50代)
- YGN代表の荻野さんの意見は着眼点が新鮮で非常に興味深かった。もっとこのような若い方の発言機会を増やしていただきたい。(50代)
- 会場からの意見を求める時間が十分取られた点が特に良い。(50代)
- パネリスト間での議論の時間が欲しかった。(50代)
- 司会者の進行ぶり、纏めぶりは素晴らしく、パネリストの一部ルーズな部分を十分カバーしていた。(50代)
- パネリストの発表時間が長すぎた。(60代以上)
- 一部のパネリストは本質的でない部分に時間を掛け過ぎていた。(50代)
- パネル討論は面白い企画であると感じたが、パネリストの間で主題に対する認識の違いが見られ、それぞれの講演が必ずしも討論に直結するものではなかったことが、少し残念であった。もう少し、事前の打ち合わせが必要だったような気がする。(40代)
- パネリストの講演が長すぎて、本来の目的である討論の時間が非常に短かったという印象を受けました。(20代)
- パネル討論等でもっと会場を巻き込んで討議できる時間を増やしてはどうでしょうか。(30代)
- パネル討論会のパネリストの発表時間が長くかかり過ぎたため、活発な討論時間が不足した。(60代以上)
- この手のパネル討論は、結局各自の意見を言うだけで討論にならないので個人的には無意味であると思います。(40代)
- パネル討論では、各者が意見を述べる時間が長く、討論の時間が短くなってしまい残念でした。パネル討論をもっと充実させるとおもしろいと思います。(20代)
- テーマが広すぎて座長がまとめるのに苦労されていた。(40代)
- パネル討論は討論の時間をもう少しとった方がよい。(50代)
- パネル討論はもう少し時間を長くして、討論の時間が欲しいと思います。(50代)
- 座長さんはよく纏められたと思います。ご苦労様でした。(50代)
- パネル討論の時間がもう少し長いともっと議論が出来たと思われる。(学生)
- パネル討論のテーマは、原子力業界が抱える大きな問題であり、今回の様に様々な部会の人を交えての討論は非常に大切だと思います。これまでに無かったという点もありますが、今回の試みは学会として高く評価されるべきだと思います。(30代)
- パネル討論の時間が短すぎたと思います。また、講演内容も一部は不要であったと思うものもありました。(40代)
- パネル討論は話題が広すぎて、しかもしゃべる人が多すぎ、議論がいろいろな方向を向いてしまい絞れなかった。例えば、最後にお話しされた若手の方の話だけにして、それに対するパネル討論でも良かったのではないでしょうか。山名先生だからどうやら形にできたという感想です。(40代)
- パネルディスカッションは特に参考になりました。21世紀は,技術ではなく哲学が引っ張るという考えは,他の分野においてもそのようなことが伝えられており,全くその通りだと思いました。最初にあるべき姿があって,その実現のために技術を手段として利用するという考えはよくマーケティングの分野で議論されますが原子力の分野においてもそういう考え方になっているんだなぁと感心させられました。(30代)
展示物
- 今回の報告の内容が殆どカバーされていた。今回は初めてであり、十分な研究蓄製成果が提示できたのですが、次回からの出し物が大変と感じます。(50代)
- 展示物はこれまでの域を出ていない。とても素人が分かる内容ではない。もっと工夫する必要がある。(50代)
施設見学
- 原研の見学時間が短すぎた。(50代)
- 時間がなく原研の見学時間が短かったのが残念だった。(学生)
- 施設見学で、原研の施設を時間の都合で十分見ることができなかったのが、少し心残りでした。(40代)
- 施設見学では、時間配分があまり良くなかったようです。サイクル機構の見学の後、我々のグループは別のグループが戻ってくるまでかなりの待ち時間が有りました。(50代)
- 施設見学も有意義でしたが、欲を言えば、もう少し再処理工場をじっくり見せていただきたかったです。(20代)
- 見学会でJNCから原研へのバス移動がスムーズでなかった。(50代)
- 今回、小生は、施設見学ができず大変残念でしたが、このような見学会の企画はとても良いと思いますので、今後もよろしくお願い致します。(40代)
- 電車等の関係で、施設見学がバタバタして、ちゃんと見れなかった(特に原研)。(学生)
- 施設見学におきましては、大変丁寧にわかりやすく説明していただきました。サイクル機構殿におかれましては事故等の反省もあったことと思いますが、INFORMEDの精神で伝えようという心がよく伝わってきました。(30代)
- (サイクル機構)説明は技術的にもう少しつっこんでも良かったのではないか(40代)
- (原研)もう少し、時間に余裕があったほうが、なお、良かった。(50代)
- (原研)時間配分や案内者間の連絡がルーズで、最後の方は殆ど見学削除となった。今後、改善の余地あり。(50代)
- (原研)良くなかったと予想します。説明側として時間が短すぎて申し訳なかったの一語につきます。(40代)
- 遠くから来ている者にとっては、最終日の終了時間は結構気になるものであり、早く終わるのは構わないが、遅くなると宿の手配等大変なので、案内時点では長めにしておいて欲しい。施設見学については、質疑等が出来るので、長時間を取って頂くのは大変ありがたいのですが。(40代)
(6)今回のセミナーの運営について
- 会場: 良かった(45)、普通(6)、良くなかった(0)
- 飲み物等のサービス: 良かった(30)、普通(21)、良くなかった(0)
- 配車サービス: 良かった(36)、普通(6)、良くなかった(1)
- 懇親会: 良かった(34)、普通(5)、良くなかった(1)
- テキスト: 良かった(37)、普通(13)、良くなかった(0)
- 参加費: 適切(28)、高い(19)、安い(2)
(7)運営全般についてのご意見、ご感想
全 般
- JNC殿のご協力もあって事務局殿の運営は非常にスマートだったと思います。(50代)
- 幹事殿の献身的努力とJNC、原研の協力なサポートがあって初めてこのような立派なセミナーが出来たものと思われ、感心しました。(50代)
- 全般的に非常に適切であった。(60代以上)
- 第1回目としてはよく運営されていた。次回以降も種々趣向を凝らして欲しい(泊り込みで議論する等)。(40代)
- 大変良かった。(50代)
- 適切でよかった。(40代)
- 多数の参加者があったにもかかわらず、運営はスムーズであったと思います。(50代)
- スムーズで気配りされた運営で良かった。(40代)
- 関係者の方々が真摯に取り組まれており、応対も丁寧で非常に気持ちよかったです。(20代)
- スタッフの皆さんには大変お世話になりました。おかげさまで快適に過ごさせていただきました。(40代)
- 幹事の皆様のご努力に感謝いたします。(50代)
- 運営陣の方々、ご苦労様でした。(30代)
- 会場が遠いことを除けば、大変良かったと思います。(学生)
- 運営されている方々は非常によくやっているなと思いました。ご苦労様でした。(20代)
- 事前のメールでの連絡等、運営は良かったと感じた。(30代)
- 円滑に運営されたと思う。感謝している。(60代以上)
- 運営に携わった方々のご苦労に感謝する。(40代)
- 第一回目と聞いています。最初としては成功ではないでしょうか。JNC東海で実施するならTRPの湿式再処理が何も無いのが残念です。
- セミナーの方向性として「研修」の場とするか「報告会」の場とするかで内容がかなり変わってくると思いますが、今回のスタイルで継続するのであれば、テキスト&講演を受講するのはどのような人を対象にするのでしょうか?事業者と大学の議論の場とするなら「乾式再処理セミナー」になるでしょうし、湿式と乾式に分けるなら「プラント情報を議論するJNC&JNFLvs各企業&大学」と「乾式成果を議論する場」となりコントラストは付いてしまうかも知れませんが、再処理部会の今と未来を議論できると思います。発表会であれば春秋の大会と区別化する必要があると思います。(30代)
- 初回としては良かったと思います。今後の運営で改善されていくものと思います。(例えば、開始前や休憩時に御茶がある旨OHP表示しておく等)(30代)
- もう少しテーマ毎に幾つかのグループに分散するともっと良くなると思います。また、今回の竹内部会長の講演の様に、リサイクルを取り巻く、原子力委員会の先生方並びに規制側の方の考え方並びにその時のトピックス等をもう少し時間をかけて御講演頂くと良いのではないか。(50代)
- 聴衆の発言用マイクの数が不足(60代以上)
会 場
- 会場は若干狭かったかもしれないが、このくらいでちょうど良いと思いました。(JNCの方々お疲れさまでした)(40代)
飲み物等のサービス
- 良かった(贅沢を言うべきではない)(60代以上)
- ジュース類もあればもっと良かったのでは。(50代)
- 座席で飲めると良いのですが。(40代)
配車サービス
- バスで駅まで迎えに来て頂ける等、交通に関しては非常に良かった。(学生)
- 今回のセミナーは、交通手段として自家用車を使い、アトムワールド前の駐車場を使用した。(他のセミナー参加者10数名も同様) 施設見学において、原研見学終了後の帰路送迎にあたって事前に経由先等のインフォメーションが徹底されておらず、原研正門前で降車し、そこからアトムワールド駐車場まで徒歩、またはタクシーで行かれた方々、それを知らずに東海駅経由でアトムワールドへ行くと思い、そのまま乗車した方々があった。(結局、原研正門前まで乗車したまま戻り、前者と同じ方法で駐車場まで戻った。小職はこのパターン) 以上、数名とはいえ、見学後はスタート地点まで戻るご配慮を頂きたかった。(40代)
- 送迎バスが事前に頂いたスケジュール通りでなく、バスの中で40分程度待たされた方もいる。(40代)
懇親会
参加費
- 若手の参加を促進するためには、できれば大学の施設を利用して学生の参加費は学会員か否かに関わらず無料にするような配慮が必要ではないでしょうか?そのために社会人の負担が少し大目になってもよいのではありませんか?(50代)
- 若手(特に学生)が参加するには、参加費がやや高いように思います。(30代)
- 懇親会参加者も不参加者も同一は?(50代)
4.参加した目的は? それは達成されましたか?
- 参加の目的は、再処理、リサイクル関連の情報の整理、並びにそれらの切口から見た原子力開発の問題点、課題、見通しの把握、ヒント取得等であったので、概ね達成された、と感じている。(50代)
- (目的) 再処理研究の全体像把握と最近の研究の動向を知ること。(達成度) 全体像、新技術とも目的を達成できた。さらに再処理(原子力)と社会との関係、といったお話もあり、大変有意義であったと思います。(30代)
- 自分は学生で、これから再処理・リサイクル分野の研究をしようと思っており、そのために現在のこの分野の問題点等を勉強したいと思い、今回のセミナーに参加した。目的は大体達成されたと思う。色々なテーマの話を聞けて、大変参考になった。(学生)
- 目的は、再処理リサイクル分野の勉強で、達成されたと思います。(学生)
- 再処理・リサイクル分野の最新の技術開発動向を知ることと日本をリードされている先生や研究者の方々の考えを知りたいということが目的でした。技術の詳細内容については十分ついて行くことができない所もありましたが、全般的な状況は把握することができ、また、技術のみならず、原子力を取り巻く社会的な状況への対応についても、諸先生の示唆を得ることができ、今後、自分の業務を進める上でも大変参考となるものとなったと思います。(40代)
- この分野の状況を浅く、広く知るという目的は十分に達成されました。(50代)
- 全般的動向を知ることを目的に参加し、十分達せられました。(50代)
- 最新の核燃料再処理に関する動向調査。JNC、電中研、原研等の最近のR&Dの実施状況及び今後の実施計画の調査。達成されました。(30代)
- 再処理に関わる国内各機関の技術開発動向調査⇒達成。再処理新技術の勉強⇒未達成。(40代)
- 再処理・リサイクル分野の現状を知る事が目的でほぼ達成されました。(50代)
- 目的:再処理技術の現状の把握と施設見学。(20代)
- 知識の拡充と情報収集。 ある程度達成できた。(40代)
- 六ヶ所のみにいることによる情報不足の解消。ある程度達成できた。(40代)
- 再処理をめぐる歴史、最近の動向、今何が注目されているかを知るため。達成された。(30代)
- 核燃料サイクルの最近の動向を把握すること。(30代)
- 再処理全般の動向を把握し、業務に反映する。(30代)
- 本分野の動向把握が十分に出来た。(50代)
- 最近の動向を把握すること。達成された。(50代)
- この分野の現況を知りたかった。目的は達せられた。(60代以上)
- 本分野を知るために参加し、それは達成できたと思います。(50代)
- 再処理についての最前線の知識を得るため。達成された。(学生)
- サイクルに関する知識習得。達成された。(40代)
- 再処理の動向や取り組みを勉強しようと思って参加させていただきました。再処理工場の見学も大きな目的でした。非常に有意義であったと思っています。原子力学会のセミナーに参加させていただいたのは初めてで、学会の活動についても多少知ることができ、よかったと思っています。(20代)
- 燃料再処理の開発に携わっている方々の意見を拝聴することを目的としていたが、期待を上回る体験をしたと思う。(50代)
- 再処理の概略と今後の展望を勉強する目的で参加しました。目的は達成されました。(50代)
- 再処理分野の全貌が分かり、また、関係者とお会いすることができました。(50代)
- 開発状況情報の収集⇒達成しました。皆様方との人的交流⇒達成しました。(40代)
- 当該分野の人々と意見交換するため。一応達成。(50代)
- 革新的原子炉の開発研究に携わっているが、再処理抜きでは今後は炉心開発は出来なので勉強のために参加した。おおむね目標に沿ったセミナーであった。(60代以上)
- 主な目的は最近のバックエンドに対する各団体の取組み状況を把握することと、再処理工場の見学であり、ほぼ達成された。(40代)
- 最近のR&D事情の勉強。達成された。(60代以上)
- 現在六ヶ所で事業展開をしているので、参考になりました。(50代)
- 乾式再処理の開発状況の知見を得るために参加しましたが、役立つ情報を入手できました。(50代)
- この業界がどのような方向に向かっているのかを確かめることができたので、非常に良かったです。ただ、知識の少ない自分には難しい内容が多かったように感じます。(20代)
- パネル討論を聞き、リサイクル技術の今後目指すべき方向について考えることを主たる目的として参加させていただいた。(40代)
- 当分野の状況把握ができ、参加して良かったと思っています。(40代)
- 再処理の現状に関しての情報収集→ある程度は達成(30代)
- セミナーの開催主旨を、パネル討論及び部会長講演で行われたような大所高所からの動向を把握するためのものと予想していたため、それについては時間が足りなかった感がある。(40代)
- JNC再処理センターとしてポスター参加しましたが、内容が核燃料部会的であるため、あまり議論にはなりませんでした。リサイクルをテーマに参加する方が増えればPu利用について一つのセッションが成立すると思います。(30代)
- 目的1:サイクル技術の現状と将来展望の勉強という意味で、整理された内容であり、達成されたと思います。目的2:パネル討論はYGNとして興味あるところもあり、期待していましたが、時間的な制約もあったため、やや消化不良と感じています。今後の部会企画あるいは学会の企画で、じっくりと、しかも更に幅広い面子で議論できればと思います。(30代)
- 再処理に関する状況がよくわかりました。また、問題点の認識も確認できました。(40代)
- (目的)リサイクル関係の世の中の動向等の情報把握する為。(達成度)もう少し、具体的な開発状況等の報告が聞きたかった。(50代)
- 私自身のバックグランドが原子力でなく機械工学のため,この機械に歴史から将来の展望まで学習するのに良い機会と思い参加しました。再処理の歴史や原子力事業の歴史を振りかえる講義があったため丁度よい機会となりました。(30代)
- 達成された。(40代)
- 概ね達成しました。(50代・2名)
- ほぼ達成された。(40代)
5.今後のセミナーについて
(1)今後のセミナーで学習すべきテーマ、聞きたいテーマ、議論すべきテーマは? 或いは、○○氏の話が聞きたい、など。
- 今後の日本における再処理をどう位置付け、どう進めてゆくか。再処理技術として、セミナーで話された湿式や金属電解だけでよいのか?開発のあり方をどうするか、等も必要ではないでしょうか。(50代)
- 歴史、海外の動向、今後、我が国の進むべき道(60代以上)
- 再処理の経済性について本音の議論をしたいと思います。技術優先で浮世ばなれした部会にならないようにしていただきたいものです。(40代)
- 東海再処理の苦労話、課題点など、「失敗に学ぶ」観点も加味してJNCの方の講演をお願いしたらいかがか。(50代)
- 聞きたいテーマとしては、FBRを視野に入れた場合の再処理をおこなったとき、どのような基礎研究が必要になってくるかなどの問題点をメインにしたテーマ。(学生)
- 現状のPUREX法や溶融塩融解法以外の新しい再処理法についての議論等を聞きたい。(学生)
- 乾式再処理に関する専門的な技術について学習したい。(30代)
- 乾式再処理技術の詳細(30代)
- 各社で進めている先進再処理に関する紹介(50代)
- 再処理等サイクル施設の安全性研究状況(40代)
- 種々の再処理法によるFP,TRUの残存と消滅の点からの炉心設計との関連。(60代以上)
- 海外の研究状況の紹介(50代)
- 湿式再処理の専門的話、乾式再処理の専門的話、再処理廃棄物の処理技術の現状、廃棄物処分方策との関連性、核不拡散性、燃料サイクルのLCAの現状(我が国、各国、各地域でのライフサイクル評価の手法や結果等)(40代)
- 化学基礎反応に関連した基礎研究成果報告として海外の専門家も含めた一流の専門家(現在あるいは未来のノーベル賞級の人を含めて)の参加もあると良いのでは。(50代)
- 次世代燃料の開発状況(40代)
- 要素プロセスの解説、回収ウラン、プルトニウムから新燃料製造への繋がり、リモ−トハンドリング 等(60代以上)
- 中間貯蔵に関する技術開発動向(40代)
- 核燃料施設の廃止措置に係わるリサイクル(50代)
- 廃棄物関連技術の解説(40代)
- 処分について(網羅的に)(40代)
- 国内の再処理・燃料製造施設などにおける保障措置・計量管理の考え方、具体事例の紹介など。(40代)
- ロシアにおける国際使用済み燃料貯蔵、処分、再処理をセーフガードの観点から眺めた問題点(50代)
- 学会の部会であるので、現在第一線で技術に取り組んでいる人、研究者を講師とし、概要ではなく、中身の話をして欲しい。(40代)
- なぜ核燃料サイクルは国民に受け入れられないのか。総論賛成、各論反対の人間心理。受け入れられるエネルギーが具備すべき条件とは。原子力は必要悪か。等(30代)
- 仲間内での活動から一歩踏み出すためにも、門外漢とも言えるマスコミ関係者や、経済学者、社会学者なども講演者やパネリストに加えることは意義があると思います。(50代)
- 社会学者、地元住民、反対派、学生の意見(40代)
- 地元の方の再処理に関する意見(50代)
- パネル討論などで、再処理・リサイクルに好意的でない方の意見を聞くのも良いと思います。(50代)
- 核燃料サイクル一般論に立ち返った話しを伺いたいと思っています。例えば、JNC大洗の平尾GL。サイクル技術の一般説明の方法やその問題点等について議論したいと思います。(社会部会マターかもしれませんが、技術者が社会を科学するという試みも必要だと思います)講師のアテはありませんが・・宅間理事?(30代)
- 今回のセミナーの中でも話が出ましたが、地元の人の意見がもっと聞きたいです。地元の人を会場の招待して意見を伺ったらどうでしょうか?(20代)
- セミナーの目的により、いろいろあって良いと思います。例えば、学生等を中心としたセミナーとか、部会活動を紹介するセミナーとか、あるいは、部会員相互の理解を深めるためのセミナーとか、それぞれ視点が異なるべきと考えます。それによりテーマを選択するほうが、より内容の充実したものになるのではないでしょうか。(40代)
- これからの日本の電力業界の姿。(電力自由化と小型発電装置分野での技術革新を考慮して)(30代)
(2)セミナーの内容は、本分野全般の網羅型がよいか、それともあるテーマにフォーカスした一点集中型がよいか
網羅型(5)、一点集中型(9)、適度な組み合わせ(32)、色々試してみる(1)、目的による(1)
- 長期的に続けることを考えると、やはり無理をせず、網羅型で行くのが良いと思います。また、一部については講演者を募集したらどうでしょうか。(50代)
- 網羅型:進捗状況が分かって良いと思います。しかし、マンネリ化が懸念されるので、トピックス的なものが1点あれば良いのではないかと思います。(30代)
- 網羅型では内容が希薄になる。参加者は少なくてよいからあるテーマに特化して開催するほうが良いと思う。(30代)
- 二日間開催する場合は、初日に全般の話を中心に行い、二日目にある分野に集中して行うなどすると、わかり易いと思う。(学生)
- セミナー運営が慢性化しないためにも組合せが良いと思います。(30代)
- どちらかにせず、いろいろ試してみてはどうか。今回は網羅型が多かったので次回は一点集中型にする、など。(40代)
(3)開催希望時期
4月(2)、5月(3)、6月(1)、7月(5)、8月(4)、9月(1)、10月(7)、11月(10)、12月(8)、
1月(2)、2月・3月(0)、特になし(11)
その他:年度開始・年度末以外(2)、春か秋(1)、大学の先生が参加できる時期(1)、開催地により変える(1)、夏頃(1)、晩秋〜初冬(1)、他部会と重ならない時期(1)、青森であれば寒くない時期(1)、秋の学会を除いてもう少し早い時期(1)
(4)開催希望日
平日(38)、土日祭日(2)、どちらでもよい(10)
(5)開催期間
2日(38)、1日(6)、3日(0)、2〜3日(4)、1〜2日(2)、場所による(1)
- 開催が遠隔地であれば前日に集合しget-acquaintance party(極めて簡素な立食形式)を持つのも一案(60代以上)
(6)開催場所
その都度関係深い場所を考える(次回は青森又は六ヶ所を予定)(36)、東京など大都市(7)、観光地(2)、どこでもよい(6)、その他:大都市は避ける(1)
- サイトばかりではなく、都市、大学等も織り交ぜる。
- 施設見学を考慮しつつ、観光地に近い場所が良いのではないでしょうか。おおよその開催時期は場所が決まってから決まるものと思われます。(例えば真冬に六ヶ所ではお年寄りに厳しいでしょうから)(30代)
- 六ヶ所村はいいと思います。(20代)
- 次回は六ヶ所を希望(外国人)
(7)開催形態
部会主催・他部会協力(21)、他部会との共催(8)、部会単独(2)、どちらでもよい(24)
(8)内容/運営について改善すべきこと、お気づきの点
- 開催の周知が極めて不十分であった。3月の年会時の部会で計画が披露されただけで、それ以後部会員になんら連絡がなかった。3月の部会に出席できなかった部会員の中に、セミナ-開催を知らない者もいた。e-mail による連絡は職を離れ自宅に居る人には一般的でない。開催計画がほぼ固まった段階で学会誌に予告(変更もありうると但し書きをつけて)するなど工夫を望みたい。(60代以上)
- もう少し事前に公開(参加募集・プログラムなど)してほしい。(30代)
- セミナ−あるいは懇親会だけにでも地元の行政関係者を招待した方がよいのではないか。(60代以上)
- 討論会はもう少し時間をとっても面白いと思います。(学生)
- 見学が忙しかった。丁寧に説明いただいたことには、感謝。(60代以上)
- よくやっておられると思います。特に思い当たりません。(20代)
(9)その他のご意見、ご希望
- 今回は、全般的に出席者の年令が高かったような気がする。もっと若手の研究者、技術者、大学院生などの参加があったほうがよいのでは。開催時期との関係もあるのかも知れない。(40代)
- 懇親会でも話が出ていましたが、若手や学生の参加が少なかったことが残念に思いました。 学生の原子力離れが進んでいるとも聞いていますが、こういったセミナー等で実際に 原子力分野で活躍している先輩方のお話を聞くということは、特に学生さんには貴重な機会になると 思います。(30代)
- 学生がもっと参加できる内容・環境にすると、色んな意味で活性化されると思う。(学生)
- テーマはその時々のタイムリーなテーマをあげてセミナーの半分ぐらいの時間を費やしたほうが良いと思う。(50代)
- 社会との接点という意味で、開催地の大学関係者や自治体の代表の方を交えたパネル討論も(人選や討論の進行に非常に苦労するとは思いますが)部会として挑戦していただきたい。(50代)
- この分野の専門家ではないので、啓蒙的なセミナーを希望します。(60代以上)
- ポスターセッション、展示物、コンピューター表示等、もう少し力を注いでも良い。(60代以上)
- 本セミナー開催にあたり、いろいろとご苦労頂き有難うございました。(30代)
- 事務局の方々ご苦労様でした。(40代)
- 運営に協力された方、ご苦労様でした。(40代)
- 土尻様をはじめ、スタッフの方ご苦労様でした。今後この部会が盛り上がるよう期待しております。(20代)
- 事務局の方、ご苦労様でした。(30代)
- 今回は大変お世話になりました。今後ともよろしくお願い致します。(40代)