NDDニュースレター 2016年 第03号 (通巻第154号)

2016/9/26

Table of Contents

会合の報告

第34回核データ部会全体会議議事要録

第34回核データ部会全体会議
日時: 2016年9月7日(水)12:00-13:00
場所: くるめりあ六ツ門会議室 (N会場)

司会:渡辺副部会長

深堀部会長の挨拶があり,NEA Data Bank改組等の国際的な動向を見据えて,今後日本の
意見を発信して,国際協力の場を積極的に利用していきたいと考えていること,及び,
2017年3月で運営小委員会任期満了に伴う選挙があるとの報告があった.以下の7件につい
て報告された.

2016年度核データ部会賞の審査結果報告が渡辺選考委員長からなされた.奨励賞2件
(JAEA 権セロム氏,九大総理工 荒木祥平氏) への授与が報告され,深堀部会長より賞状
と副賞が贈呈された.

● 報告事項7件

企画担当
(1) 活動報告
部会等運営委員会担当の国枝委員より,今年度の主な活動についての報告 (企画セッ
ション,4核データ研究会,核データニュース,ニュースレターの発行,部会賞) がなさ
れた.

(2) 部会員数
2016年5月時点で212名となり,前年度より7名増とのことであった.

(3) 全体会議配布資料
全体会議の配布資料を今回試験的にweb上で公開することにしたと報告された.

編集担当
(4) 部会ニュースレター
編集担当の執行委員より部会ニュースレターの発行状況について報告された.またニュー
スレターの発行数を増やすことを検討することとした.

(5) 核データニュース
核データ編集小委員会の小浦委員長の代理で中村詔司氏よりより核データニュースの発行
状況が報告された.ND2016の報告ついて編集委員から協力をお願いする旨と,秋の大会の
企画セッションや部会賞について10月発行号に記事が掲載予定であることが報告された.

会計担当
(6) 会計
会計担当の湊委員より,支出については部会で承認されたことを示す議事録等の事務局へ
の提出が必要になったことが報告された.今後は物品費等だけではなく旅費に対しても承
認することと,緊急の場合は部会長が承認することとなった.

その他
(7) その他
2016年度核データ研究会の佐波実行委員長の代理で国枝委員より,今年度の核データ研究
会は2016年11月17日と18日に高エネルギー加速器研究機構で実施することと,現在プログ
ラムを調整中であることが報告された.これに対してチュートリアルを基礎的な内容にし
ていただきたいとのコメントがあった.また,2015年度核データ研究会報文集が近日中に
公開されることが報告された.

●審議事項 3件

審議1
企画担当の木村委員の代理で国枝委員より2017年春の年会の部会企画セッションについて
炉物理部会との共催でベンチマークに関するテーマを検討中であることが報告され,企画
書の締切が11月であるため提案等はそれまでに木村委員,国枝委員に連絡することとなっ
た.

審議2
会計担当の湊委員より,部会予算から2016年度部会賞副賞,2016年度核データ研究会の学
生旅費補助とポスター賞副賞への支出が諮られ,全て承認された.

審議3
企画担当の国枝委員より,今後も全体会議資料の電子化を続けるかが諮られ,承認された.
またPCだけでなくスマートフォンでも見やすくする要望が出された.

●その他 1件

深堀部会長より,ISOが日本電気協会経由で原子力学会に遮蔽群定数についての検討打診
があり,放射線工学部会にワーキンググループを作る方向で検討が進んでいることが報告
された.今後核データ部会と炉物理部会に協力要請が来る可能性があるため,その際は協
力する方向で運営小委員会が判断することに関して全体会合の承認が諮られた.核データ
部会に依頼される可能性があるのは,群定数自体の作成ではなく,技術的なバックアップ
であると予想されるとのことである.本件について運営小委員会に一任することが承認さ
れた.


核データ部会からのお知らせ

● 現在の部会員数:212名 (2016/05/30 現在)

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