第31回核データ部会全体会議 日時: 2015年3月20日 (金) 12:00 - 13:00 場所: 茨城大学日立キャンパスE2棟102教室 (N会場)
● 報告事項
千葉部会長の挨拶の後，企画担当の國枝委員より，核データなんでも相談室の活 動報告がなされた．平成26年度の相談件数は1件であったこと，相談件数の低下， 相談窓口の一本化のために2014年度末で相談室を終了することを決定したこと， 今後の窓口はJAEA核データ研究グループにすることが報告された．これに伴い 部会webの相談室ページから核データ研究グループの核データに関する質問の ページに飛ぶようにすることとした．
企画担当の堀委員の代理で執行委員より，加速器・ビーム応用科学，核データ， 放射線工学，炉物理部会合同の第8回日韓サマースクールについて案内がなされ た．期間は2015年8月16日(日)から21日(金)，場所は茨城県那珂郡東海村のいば らき量子ビーム研究センターとすること，各部会から講師を日本側2名韓国側1名 予定していること，講義の他に加速器や原子炉シミュレータ実習を計画している ことが報告された．
編集担当の執行委員より，部会ニュースレターの発行状況とwebの一部レスポン シブデザイン化について報告された．
核データ編集小委員会の小浦委員長より，核データニュースの発行状況が報告さ れ，若手・中堅の編集委員募集が案内された．関心がある人は編集小委員会へ 連絡して欲しい旨の要請がされた．
会計担当の須山委員より，2014年度の決算報告がされた．核データ研究会への学 生の旅費補助と部会賞の副賞への支出がされ，収支差額は学会本部に返納される ことが報告された．
2015年度核データ研究会の岩本修実行委員長より，2015年度の核データ研究会は 2015年11月第3週に東海村で開催予定であることが案内された．リコッティが閉 鎖されるために場所は未定であることが報告された．
片渕委員より，Joint IAEA-ICTP School on "Nuclear Data Measurements for Science and Applications"の案内がされた．このスクールは核データ研究の人 材育成を目的として，2015年10月19日から30日までTorieste, Italyで初めて開 催されること，日本からは片渕委員が講師を予定しているが，他にも測定の講師 を募集中であることが報告された．
● 審議事項
平成26年度核データ部会選挙管理委員会の千葉敏部会長より，運営委員選挙の結 果が報告され，承認された．新任委員の内渡辺幸信委員と岩元洋介委員から就任 の挨拶がなされた．
企画担当の國枝委員より，2015年度秋の大会の部会企画セッションの案内がなさ れた．渡辺幸信シグマ特別専門委員会委員長より，専門委員会の活動報告を部会 と共同で行うことが提案された．専門委員会と部会の共同企画が可能であるかは 事務局に確認することが求められた．共同企画にできない場合は別の企画を検討 することとした．
会計担当の湊委員の代理で須山委員より，2015年度の部会予算案が提示された． 日韓サマースクールや核データ研究会の学生や学会の部会企画セッションの講師 への旅費補助，部会賞の副賞へ支出予定であることが説明され，了承された．
●その他
千葉部会長より，5th International Workshop on Compound-Nuclear Reactions and Related Topics (CNR*15)を2015年10月19日から23日まで東京工業大学で開 催されること，理論だけではなく実験も対象にしていること，アブストラクトの 締切が2015年5月15日であることが案内された．
2014年度核データ研究会の合川実行委員長から，核データ研究会報文集の原稿が まだ全部集まっていないため，未提出の人は至急提出するよう要請があった．
執行委員より，2016年の秋の大会が2015年9月13日から15日に開催予定であるこ とが案内されたが，International Conference on Nuclear Data for Science and Techonology (ND2016)と日程が重なるため，九州支部に日程の変更を検討し てもらうように要請することとした．
● 現在の部会員数:209名 (2014/05/30 現在)
● 核データ部会に加入した際，またはメールアドレス等が変更になった際は AESJ-NDDml-ml.administrator@ml.jaea.go.jp までお知らせください．