NDDニュースレター 2013年 第03号 (通巻第141号)

2013/9/13

Table of Contents

会合の報告

第28回核データ部会全体会議議事要録

第28回核データ部会全体会議
日時: 2013年9月3日 (火) 12:00 - 13:00
場所: 八戸工業大学本館309号室 (C会場)

●報告事項

千葉部会長の挨拶の後,2013年度の部会賞の審査結果が部会賞選考委員長の深堀 副部会長から報告された.今年度は原子力機構の今野力氏による「共鳴自己遮蔽 効果に対する多群核データライブラリの影響に関する基礎研究」が学術賞に選ば れ、千葉部会長より代理の原子力機構の太田雅之氏に賞状と副賞目録が授与され た.

企画担当の千葉豪委員より,Journal of Nuclear Science and Technology 50周 年を記念してSpecialIssueのために,レビュー論文を海外著名研究者に依頼した いため候補者を募集していることが,報告された.また,学会の専門分野201-1 の名称が「核データ」から「原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工 学」,その英訳が「Nuclear Physics, Nuclear Data Measurement/Evaluation/ Validation, Nuclear Reaction Technology」に変更になったことが報告された.

核データなんでも相談室室長の國枝委員の代理で深堀副部会長より相談室の相談 状況が報告された.

編集担当の執行委員よりニュースレターの発行状況と部会webの更新状況が報告 された.

核データニュース編集委員会の小浦編集長より,核データニュースの発行状況と 今後の予定が報告された.

会計担当の須山委員より,2012年度の会計報告がなされた.通常の運営と核デー タ研究会などのセミナー運営は予算を分ける必要があり,通常予算には繰越が出 ている.深堀副部会長より,これに関してセミナー運営組織より部会に依頼があ れば学生旅費などを補助できる可能性があることが述べられた.

核データ研究会の山野実行委員長より,2013年度の研究会は2013年11月14日と15 日に福井大学敦賀キャンパスで開催され,近日中に案内を出す予定であることが 報告された.

学会事故調査委員会担当の須山委員より,最終報告書の説明会が9月2日に東京で 開催され,関連報告が9月4日にA会場で行われることが報告された.最終報告書 は今年度中に丸善より出版される予定であり,核データに関する記述は当初の20 ページから数ページに縮小されたことが報告された.また,縮小前の版は将来的 に公開される可能性があることが示唆された.

炉物理部会の中島副部長より,2014年9月28日から10月3まで京都で開催される PHYSOR 2014と2013年11月28日に京都大学で開催されるInternational Symposium on Nuclear Back-end Issues and the Role of Nuclear Transmutation Technology after the accident of TEPCO's Fukushima Daiichi Nuclear Power Stationsの案内がなされた.

●審議事項

企画担当の千葉豪委員より,2014年春の年会の企画セッションの申請を2013年10 月24日までに行うことが示され,アイデアを千葉豪委員に連絡することとした.

●その他

深堀副部会長より,次の核データ,炉物理,放射線計測,加速器・ビーム部会合 同の日韓サマースクールは2014年に韓国で行われる予定であることが案内され, 9月5日の日韓若手交流小委員会で議論されることが述べられた.

炉物理部会の中島副部会長より,学会の日韓合同セッションのあり方について, 炉物理部会としては,中国も加えて3カ国合同にする,合同セッションは学会期 間中に組み入れることなどを検討しているとの情報提供がなされた.

核データ部会からのお知らせ

2013年秋の大会総合講演・報告1の資料公開

2013年9月3日に開催された2013年秋の大会の総合講演・報告1 「『シグマ』特別 専門委員会活動報告と核データの新規ニーズ開拓」の講演資料を公開いたしまし たので、御覧ください。

http://wwwndc.jaea.go.jp/ndd/index.html#aesj201309

● 現在の部会員数:206名 (2013/05/27 現在)

● 核データ部会に加入した際,またはメールアドレス等が変更になった際は AESJ-NDDml-ml.administrator@ml.jaea.go.jp までお知らせください.