NDDニュースレター 2012年 第03号 (通巻第136号)

2012/3/19

Table of Contents

会合の案内

第12回放射線遮蔽国際会議への参加の呼び掛け

日本原子力学会 核データ部会会員の皆様へ

既に皆様にはご案内の通り,今年の9月2日から7日まで,奈良県新公会堂で第 12回放射線遮蔽国際会議が開催されます.また,9月2日には医学物理関係の ワークショップも同じ場所で開催されます.

本会議では,原子力エネルギー利用に係る原子炉,燃料サイクル施設,放射性 廃棄物施設,核燃料輸送・貯蔵,クリアランスと廃棄物管理,核融合炉,放射 線利用に係る加速器施設,医療施設,工業施設等に関する放射線遮蔽,安全, 防護を対象とした設計コードや関連データの開発と応用,遮蔽実験研究,放射 線計測技術開発及び放射線防護基準等について,発表と議論が行われます.今 回は特に,これらのトピックに加えて,国際的にも関心が非常に高い,昨年の 福島第一原子力発電所の事故に関する特別セッションを設けています.環境中 の放射能と放射線のモニタリング,環境と個人の線量評価,放射線防護,環境 影響評価と回復,除染と廃棄物処理,廃止措置等に関する積極的な発表を期待 しています.現在,アブストラクトの募集中ですが,外国からは予定数(約100 件)を超えるアブストラクトの投稿が届いていますが,国内からの投稿がまだ 非常に少ない状況です.この国際会議を成功させるためには,国内からの参加 者が200名は必要であり,そのためには国内からのアブストラクトの投稿が少 なくとも150件位は必要だと思います.年度末でお忙しいとは思いますが,締 め切りが今月末 (3月31日) ですので,是非ふるって投稿して頂くようお願い いたします.本会議は,4-5年に一度ヨーロッパ,アメリカ,日本で順番に開 催されて来た,この分野における唯一の国際会議です.本国際会議が成功する ためには,国内からの参加者が多いことが極めて重要ですので,是非皆様方の 積極的なご参加をお願いします.

なお,アブストラクト投稿や参加登録に関しましては,ホームページをご覧下 さい.

ICRS-12 & RPSD2012 ホームページ: http://www.icrs12.org/

3月16日 第12回放射線遮蔽国際会議組織委員会 (委員長 中村 尚司)

核データ部会からのお知らせ

● 現在の部会員数:195名 (2011/06/14 現在)

● 核データ部会に加入した際,またはメールアドレス等が変更になった際は AESJ-NDDml-ml.administrator@ml.jaea.go.jp までお知らせください.