NDDニュースレター 2010年 第11号 (通巻第119号)

2010/7/16

Table of Contents

会合の案内

日本原子力学会2010年秋の大会プログラム

9月15日から17日まで北海道大学で開催される,日本原子力学会2010年秋の大会の核 データ関連発表のプログラムが決まりましたので,お知らせいたします.最終版は秋 の大会のwebでご確認ください.

9/15 午前
(1) 光核反応・ベンチマーク 座長: 水本 (東工大)
牧永: 北大加速器を用いたパルス状制動放射線源の開発
小迫: 光核反応ファイル作成のための簡易評価システム
今野: 原子力機構FNS積分実験を用いたJENDL-4ベンチマークテスト

(2) 中性子生成収量測定 座長: 金 (JAEA)
萩原: 陽子18MeV入射における厚いターゲットからの中性子・γ線スペクトルの系統的
     測定
梶本: 120GeV陽子入射における厚いターゲットからの中性子スペクトルの測定
執行: 10MeV以下での厚いターゲットに対する重陽子入射中性子収量に関する研究
佐藤: 重イオン入射反応における中性子生成断面積の研究

核データ部会総会 12:00-13:00

9/15 午後
(3) 中性子捕獲断面積測定 座長: 今野 (JAEA)
中村: I-129の高速中性子捕獲断面積の測定
原: 即発ガンマ線測定による<SUP>74</SUP>Geの中性子捕獲断面積
片渕: Sr-88の510keV中性子捕獲断面積と捕獲ガンマ線スペクトルの測定
水本: ガンマ線検出器によるJ-PARC MLF BL04の中性子・ガンマ線場の特性試験—その
     2
堀: 全立体角Geスペクトロメータを用いたJ-PARC/NNRIでの<SUP>93</SUP>Zrの中性子
  捕獲断面積測定<

木村: 全立体角Geスペクトロメータを用いたJ-PARC/NNRIでの<SUP>244</SUP>Cm及び
     <SUP>246</SUP>Cmの中性子捕獲断面積測定

(4) 軽・重イオン生成 座長: 木村 (JAEA)
佐波: 窒素,酸素における数10MeV陽子入射反応からの核破砕片生成二重微分断面積
平山: 175MeV準単色中性子入射による酸化シリコンからの陽子・重陽子生成二重微分
     収量の測定
田原: 炭素,アルミ,銅ターゲットへの290 MeV/u酸素ビーム入射による陽子生成二
     重微分断面積の測定
国枝: 多粒子放出過程を考慮した前平衡コアレスセンスモデルによる理論解析

9/16 午前
(5) 理論計算 座長:国枝 (JAEA)
Dagvadorj: Neutron spectra of 6Li+n Inelastic Reactions in the Continuum
           Discretized Coupled Channels (CDCC) method

渡辺: 100MeVまでの(d, xp)および(d, xn)分解反応の系統的解析
湊: Skyrme-Hartree-Fock法による微視的エネルギー準位密度の計算
親松: 崩壊熱計算用PCソフトの開発

(6) 代理反応・核データ応用 座長: 渡辺 (九大)
西尾: 核子移行反応で生成さるアクチノイド原子核の核分裂片質量数分布
小浦: 代理比反応法の成立条件と妥当性
有友: 代理反応によって生成された複合核の分裂過程の解析
金: 加速器高速中性子源を利用した新しい<sup>99m</sup>Tc製造サイクルの開発 I
早川: 逆コンプトンγ線の核共鳴蛍光散乱による核種分析

◯ 2010年度核データ研究会

2010年度の核データ研究会は,2010年11月25日(木)と26日(金)に福岡県春日市にある 九州大学筑紫キャンパスで開催します.詳細は後日案内いたします.たくさんの方の ご参加をお待ちしております.

核データ部会からのお知らせ

● 現在の部会員数:181名 (2010/06/21 現在)

● 核データ部会に加入した際,またはメールアドレス等が変更になった際は AESJ-NDDml-ml.administrator@ml.jaea.go.jp までお知らせください.