NDDニュースレター 2010年 第3号 (通巻第111号)

2010/4/2

Table of Contents

会合の報告

2010年春の年会核データ部会総会議事要録

第21回核データ部会総会
日時: 2010年3月28日(日) 12:00 - 13:00
場所: 茨城大学共通教育棟2号館11講義室 (B会場)

井頭部会長による開会挨拶の後,部会等運営委員会担当の中島委員より秋の大会, 企画セションの締切について,また2011年春の大会は福井大,秋の年会は北九州 にて開催される予定が報告された.

一般法人化の動きに関して,体制,規約類について本質的な見直しはない旨,報 告された.(深堀副部会長より別途方報告)

企画セッション「JENDL-4の完成」に関して,井頭部会長より記事を学会誌から 依頼されていると報告があった.

編集担当の執行委員より,部会websiteの更新状況,ニュースレターの発行状況 についての報告と、現職の原田秀郎学会編集員委員の後任を,岩本修氏(JAEA)に お願いし,内諾を得ている旨が報告された.

会計担当の須山委員より,2009年度の決算報告があり,監査担当の加藤委員より 適切に支出されたことが確認された.引き続き,須山委員より2010年度の予算案 が示され,全員一致で了承された.

井頭部会長より,核データ国際会議ND2010助成金案について,報告がなされた. 若手(40歳以下)に助成金枠を設けて,参加者を増やしていきたいとのことであ る.助成金申請の締切は4月2日である.

井頭部会長より,シグマ特別専門委員会が,2011年6月まで延長されることが報 告された.また、1月25日に20数名が集まり,今後の活動方針を議論した.

原子力機構シグマ研究委員会について,片倉氏よりシグマ特別専門委員会との役 割分担,ガバナンスの問題など,今後決めていく方針の旨の説明があった.

核データ研究会実行委員長の千葉敏氏より,2009年度核データ研究会について, 開催の概要とともに,収支決算が報告された.また,2010年度の実行委員長に, 九州大学の渡辺幸信准教授が推挙され,承認された.

石川副部会長より,部会賞の案内が行われた.原則として推薦期限を起点とする 期間が設定されているが,多少のずれは許容されるので,多数の応募が期待され る.

執行委員より次回の日韓サマースクールについて,2010年7月最終週に韓国水原 市の成均館大学校または慶州市の東国大学校で開催される予定であるとの報告が あった.助成について,後日,案内を出す予定である.

石川選挙委員長より,運営委員の交代について,第6期運営委員の選挙結果が報 告され、以下のとおりとなった.

部会長        石橋 健二  (九州大学)
副部会長      深堀 智生  (日本原子力研究開発機構)
企画担当      須山 賢也  (文部科学省)
            村田 勲   (大阪大学)
             千葉 敏   (日本原子力研究開発機構)
             横山 賢治 (日本原子力研究開発機構)
             堀 順一    (京都大学)
編集担当      北田 孝典  (大阪大学)
             執行 信寛  (九州大学)
             片渕 竜也  (東京工業大学)
             中村 詔司  (日本原子力研究開発機構)
会計担当      松岡 正悟  (原子燃料工業)
会計監査担当  中田 哲夫  (原子力安全基盤機構)
庶務担当      小迫 和明  (清水建設)

これを受けて,深堀新副部会長の司会のもと,引き続き総会が進められた.石橋 新部会長の挨拶の後に,以下3つの項目について審議がなされた.

1. 石川前副部会長より核データニュース発行の部会への引継ぎが報告された. 機構が主体として発行していくことが,環境及び人員の点で困難になってきたの で,2010年度から核データ部会が行っていくこととし、核データニュース編集小 委員会の設置ならびに委員の選任が提案され承認された.担当委員は以下のとお りである.

委員長  中村 詔司    (日本原子力研究開発機構)
委員    喜多尾 憲助  (放射線医学総合研究所)
       井頭 政之    (東京工業大学)
       石川 眞      (日本原子力研究開発機構)
       岩本 修      (日本原子力研究開発機構)
       中川 庸雄    (日本原子力研究開発機構)
       吉田 正      (東京都市大学)
       渡辺 幸信    (九州大学)
       山野 直樹    (東京工業大学)
       河野 利彦    (ロスアラモス国立研究所)
       大塚 直彦    (国際原子力機関)

2. 深堀副部会長より,核データ利用者支援小委員会の設置ならびに委員の選任 が提案され承認された.これは,総合窓口を設置して,利用者からの要望,質問 を受け,核データの普及を推進していくのが目的である.井頭前部会長より, 「核データなんでも相談室」という愛称の提案があった.今後,以下の体制で, 内規などを定めていく予定である.

委員長  横山 賢治  (日本原子力研究開発機構)
委員    中田 哲夫  (原子力安全基盤機構)
       伊藤 卓也  (原子燃料工業)
       片倉 純一  (日本原子力研究開発機構)
       石川 眞    (日本原子力研究開発機構)
       深堀 智生  (日本原子力研究開発機構)
       丸山 博見  (日立GEニュークリア・エナジー)
       原田 秀郎  (日本原子力研究開発機構)

3. 深堀副部会長より,部内内規の改定について,中島委員が作成された新旧対 照表をもとに,説明があった.新内規では事業を具体的に明確化している.この 改定案は全会一致で承認された.

核データ部会からのお知らせ

● 現在の部会員数:170名 (2009/05/28 現在)

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