もんじゅ利用特別専門委員会 主査 竹田敏一
1. 目的 もんじゅ研究利用特別専門委員会では，「もんじゅ」の研究利用について検討 を進めています．特に，「もんじゅ」は平成20年度より約2年半に亘り性能試 験を実施する計画です．「もんじゅ」は高速増殖炉の運転の信頼性を確認する とともに，将来の実用炉に向けた研究開発に利用されますが，同時に原子力・ 放射線にかかわる研究の場として広く利用する方針です．これに関連して 「もんじゅ」性能試験のテーマの提案・参加を募集するものです．
2. 提案にあたってのガイドライン ● テーマは「もんじゅ」の目的に広く関連したものであれば良しとします．
● 大きな改造を伴うものは困難かと思いますが，今後の研究テーマとして提 案いただければ結構です． ● 試験実施は運転計画に直接影響する期間が1 - 2週間程度であれば，調整可 能です．これを超える場合についても個々にご相談させていただきます．
● 原則，実験・測定の実務は提案された方あるいはグループで実施されるこ とが望ましいと思います．内容により，ご相談させていただきます．
● 予算についてはMEXTなどの公募研究の利用が考えられます．また共同研究 として実施し，測定者をJAEAの規定により嘱託等に任用することにより，人件 費の支払いができます．内容により，ご相談させていただきます．
● 主な試験計画は， http://wwwndc.jaea.go.jp/ndd/archive/ndd0083_attached.pdf を参照してください．
4. 連絡先 中島文明 (もんじゅ研究利用特別専門委員会 幹事) 日本原子力研究開発機構 (JAEA) 次世代原子力システム研究開発部門 E-mail: nakashima.fumiaki@jaea.go.jp Tel: 0770-39-1031(代)
佐藤裕之 (もんじゅ研究利用特別専門委員会 幹事) 三菱重工(株) 原子力事業本部原子力技術センター 原子力技術部新型炉・新製品技術課 E-mail: hiroyuki_sato@mhi.co.jp Tel: 03-6716-4965 Fax: 3-6716-5844
昨年に引き続き，日本原子力学会核データ部会と米国ロスアラモス国立研究所 (LANL)理論部門原子核物理グループの間で，核データ評価応用のための核物理 理論研究を活性化し，かつ，日本の若手研究者がLANLで理論計算の経験の機会 を得られるよう，夏期国際交流を行うことにしました．詳しくは， http://wwwndc.jaea.go.jp/ndd/lanl_exchange.html" をご覧下さい．締切は2007年6月29日(金)です．
核データ部会賞は，原子力平和利用における核データ分野の発展や進歩をうな がすことを目的として，学術上または技術上の優秀な成果ならびに優れた貢献 をなした個人またはグループを表彰するものです．詳しくは， http://wwwndc.jaea.go.jp/ndd/award.html をご覧下さい．締切は2007年6月18日(月)です．
● 現在の部会員数：160名 (2007/05/25 現在)
●「部会員の最近の成果」に載せる情報を までお知らせ下さい．