(武蔵工業大学) 吉田 正
3月6日(木)に日本原子力学会・平成14年度第5回企画委員会が東京で開催され ました.当部会の運営等に直接関係する項目を中心に審議事項の概要を報告し ます.
● 専門委員会の設立承認
以下の研究専門委員会の設立が承認された.
1) 「D-T核燃焼炉におけるプラズマ・壁相互作用」研究専門委員会 2) 「アクチニドの物性科学」研究専門委員会 3) 「定常核融合炉における先進的システム」研究専門委員会 4) 「核融合動力炉概念の確立に向けた革新的熱流動工学技術」研究専門委 員会
● 次年度企画委員・プログラム編成委員候補者の決定
第II区分の次年度企画委員候補として井頭政之(東工大),井口哲夫(名大), プログラム編成委員候補として大崎敏郎(東工大),中尾徳晶(KEK)の各氏 の名が挙ったが,まだ未定の区分があるため,最終決定は次回企画委員会に持 ち越された。
● ワーキンググループ報告
1)「部会に係わる検討会」報告
部会加入割合,部会財政の現状を改善し,部会活動を活性化する目的で,現状 の調査を行い,「部会技術マップ」,「平成14年度部会活動実績表」を作成し た。さらに,部会活性化に向けた提案を行った。
2)「原子力学会年会・大会国際化検討WG」報告
佐世保の年会では,現地委員会の協力も得て,国際交流の流れを具体化した。 核データ部会の共催する二つの国際セッション(炉物理/核データ,および加 速器・ビーム科学/核データ)はこの中に位置づけられている。
● 学術的会合関係
1) 「2003年春の年会」(アルカスSASEBO)
収支予算案が報告・承認された。収入予算総額は14,676,000円,支出予算総額 は12,761,000円となっている。
2) 「2003年秋の大会」(静岡大学,9月24日〜26日)
開催計画が報告された。本大会よりインターネット上での発表申し込み(オン ライン登録)が正式にスタートする。但し,予稿のオンライン受付は今後の課 題 となる。
● 次回
5月13日(火)13:30〜16:30.日本原子力学会会議室
(OECD/NEA/SCI) 須山賢也
以下の URL で,NEA/NSCが主催・後援・共催をする会議の一覧が入手できます。 ワーキンググループやエキスパートグループの会議も入っております。核デー タに関係されている方には興味のある会議が多いのではないかと思います。
だいたい一月に一度,NSCとDataBank のスタッフに新しい会議や変更の有無を 確認し,それ以外にも連絡があった時点で,適宜修正を行っています。NSCの 会議に興味のある方にご利用いただければと思っております。
http://www.nea.fr/html/science/meetings/
http://www.itn.mces.pt/ICRS-RPS
核データ部会のホームページ
http://wwwndc.tokai.jaeri.go.jp/~ndd/index.html
にある画像を募集いたします.現在の画像は断面積のグラフをデザインしたも のになっていますが,部会員の皆様から頂いた画像を一定期間,簡単な説明と 共にこの部分に表示いたします.実験施設の写真やイラスト等,内容はなんで も構いませんが,できれば核データに関連したものをお願いします.
画像サイズ : 縦200dot x 横300dot程度上のフォーマット以外でも受付ますが,編集の方で変換させていただきます. 画像を添付の上,編集委員 NDDEditors@ndc.tokai.jaeri.go.jp までメー ルでお送りください.なお,画像には簡単な説明をお願いします.また画像説 明から研究機関へのリンクを付けたい場合は,その旨御連絡頂ければ対応いた します.
● 現在の部会員数:140名
●「部会員の最近の成果」に載せる情報をNDDeditors@ndc.tokai.jaeri.go.jp までお知らせ下さい.