核融合炉夏期セミナー記録
1988年(第4回)
「核融合炉研究連絡会」主催
第4回「核融合炉・夏期セミナー」
テーマ:日本の核融合炉工学研究の現状と、国際的視野に立った動向の把握と展望 本年の基調テーマは「日本の核融合工学研究の現状と国際的視野に立った動向 の把握と展望」といたしました。わが国の核融合研究も、JT−60のほかに大 学関係の大型ヘリカル装置を土岐に新研究所を設立して進める計画が本年よりス タートしました。そこで本年はこの2大計画を第1日のテーマとし、それに続い て炉工学研究の国際的動向、炉工学技術とつづき、最終日には新しい試みとして 「パネルディスカッション」の時間を設けました。セミナーの会場として木曽御 岳の麓の御岳休暇村を選びました。木曽の自然に親しみながらのセミナーに多数 の参加を期待します。 と き 昭和63年7月17日(日)〜19日(火) ところ 御岳休暇村 (0264-48-2111) 名古屋市民休暇村管理公社 (木曽福島駅よりバス70分) ○プログラム (敬称略) 7月17日(日) 現地受付 14:00〜14:30 開会挨拶(14:30〜14:40) 運営委員長 1.大型核融合装置による研究の現状とその動向 (1) JT-60の現状とJT-60UおよびITER計画(14:40〜16:10) (原研) 木村晴行 (2) 大型へリカル実験装置の計画と展望(16:10〜17:40) (名大) 本島 修 夕食・レセプション等(18:00〜21:00) 7月18日(月) (3) 米国、EC、ソ連における大型核融合装置による研究 の現状と動向(9:00〜9:30) (名大プラ研) 宮原 昭 2.核融合炉工学研究の現状と展望 (1) 核融合炉開発研究の国際的動向(10:40〜12:10) (東大) 秋山 守 (2) 第1壁工学(13:00〜14:10) (原研) 関 昌弘 (3) トリチウム工学(14:10〜15:20) (東工大) 岡本真実 (4) ブランケット工学(15:40〜16:50) (東大) 宮 健三 夕食・懇親会(18:00〜21:00) 7月19日(火) (5) 材料工学(8:40〜9:50) (名大) 桐谷道雄 (6) 中性子工学(9:50〜11:00) (東大) 中沢正治 (7) 超伝導工学(11:00〜12:00) (東海大) 太刀川恭治 (金材研) 井上 廉 パネルディスカッション「大学の研究と炉工学」 司会(名大プラ研)宮原 昭 (13:00〜14:40) 閉会挨拶(14:40〜15:00) (名大) 加藤敏郎 ○参加費、等 参加費 会員 5,000円、学生会員 2,500円 懇親会費 会員 3,000円、学生会員 1,500円 宿泊費 (2泊6食付)12,000円 (参加者にはテキストを配布します) ○申込方法 (1)氏名、(2)勤務先、(3)連絡先を明記の上、下記宛に申し込んで 下さい。 ○申込締切 6月17日(金) (定員70名) 申込先(〒464)名古屋市千種区不老町 (052-781-5111) 名古屋大学工学部原子核工学科 加藤敏郎(内線4682) または 森田健治(内線4686)
(原子力学会誌 30巻 5号 掲載文を転記)