第７回（平成22年度）

日本原子力学会北関東支部　技術功労賞

「第７回（平成22年度）日本原子力学会北関東支部技術功労賞」は，選考委員会の審議を経て，以下の３件の受賞が決定しました。

本賞は，北関東支部管内において原子力に関する研究開発施設やプラントの運転管理，安全確保など技術支援分野において優れた貢献をした個人または団体に対して，その功労をたたえるものです。

受賞者・受賞団体及び受賞概要

１．日本原子力研究開発機構　小嵐 淳、三上 智、中田 陽、宮内　亨

検査開発株式会社　小沢　友康、横田　友和

受賞件名：東海再処理施設における排気放出管理とモニタリング技術の高度化

（概要）受賞者は、東海再処理施設における排気放出管理に関する業務および技術開発を通じ、再処理施設の安全運転に多大な貢献をした。

２．日本原子力研究開発機構　大洗研究開発センター　宮越博幸、飛田昭、小野島貴光

受賞件名：高速炉の伝熱流動試験技術の高度化と長年にわたる試験施設の安全な運営管理

（概要）受賞者は、高速炉(FBR)の開発に係る熱流動の試験技術の高度化および確立を通じて、実用炉の実現化に向けて多大な貢献をした。

３．日本原子力研究開発機構　原子力水素・熱利用研究センター

受賞件名：高温ガス炉の実用化に向けた高温工学試験研究炉（HTTR）の試験評価

（概要）受賞者は、長年のHTTRの運転試験を通じ、高温ガス炉の基盤技術の確立に多大な貢献をした。