二重投稿に関するQ&A

 
         
2008年 7 月 25 日制定
 
         
2014年 10 月 17 日更新
 
         
一般社団法人 日本原子力学会
編集委員会
 
         
Q.1
 

社内報に掲載された論文を、論文(Article)または技術資料(Technical Material)として投稿できますか?この社内報は、公開資料として位置づけられていますが、組織だった審査は行われていません。

 
 
       
A.1
 

論文(Article)も含め、いかなるカテゴリーへも投稿できません。投稿すれば二重投稿となります。組織だった審査は行われていないので、この社内報は学術的刊行物に該当しません。しかし、公開資料として位置づけられているので、本社内報は刊行物には該当します。したがって、社内報に掲載された論文と同一内容の原稿を投稿することはできません。投稿するためには、新たな知見、データ、考察などの追加による内容の進展と拡充が必要です。

 
           
 
       
Q.2
 

組織だった審査が実施されている学術雑誌に掲載された論文の内容に、新たな知見、データ、考察を加えて原稿を作成しました。この原稿を論文(Article)または技術資料(Technical Material)として投稿できますか?

 
 
       
A.2
 

論文(Article)または技術資料(Technical Material)として投稿できません。投稿すれば二重投稿となります。論文(Article)として投稿する場合は、新たな知見、データ、考察のみで新規性と有用性を満足する原稿を作成してください。技術資料(Technical Material)として投稿する場合には、新たな知見、データ、考察のみで有用性を満足する原稿を作成してください。もちろん、著作権法にしたがって、掲載済みの論文内容の一部を引用することは可能です。

 
           
 
       
Q.3  

大学の紀要に掲載された論文を、論文(Article)として投稿できますか?学内の業績評価基準において、紀要の論文は原著性の論文とされています。

 
 
       
A.3  

いかなるカテゴリーへも投稿できません。投稿すれば二重投稿となります。組織だった審査が行われていないとしても、発行機関である大学が原著性の論文であると判断している限り、この紀要は学術的刊行物と見なされます。    

 
           
 
       
Q.4  

Webサイトに掲載の論文または報告書の内容を、論文(Article)として投稿できますか?

 
 
       
A.4  

論文(Article)として投稿できません。投稿すれば二重投稿となります。Webサイトに公表された論文・報告書等は、印刷媒体による公表と同様に扱われます。したがって、刊行物に公表済みと判断され、いかなるカテゴリーへの投稿であっても、同じ内容の原稿は投稿できません。ただし、組織だった審査が行われていない場合には、新たな知見、データ、考察などの追加により内容の進展と拡充を行えば、論文(Article)として投稿できます。

 
           
 
       
Q.5  

組織だった審査が実施されている学術雑誌に掲載された英文論文の内容を、和文論文誌に論文として投稿できますか?

 
 
       
A.5
 

論文(Article)として投稿できません。投稿すれば二重投稿となります。国内の読者への周知を目的とし、その価値を編集委員会が認めた場合には、和文原稿を英文学術雑誌からの「転載」として掲載することがあります。ただし、著作権者に「転載」の許諾を受けた上で、編集委員会に事前にご相談願います。

 
           
 
       
Q.6  

組織だった審査が実施されている学術雑誌に掲載された和文論文の内容を、英文論文誌にArticleとして投稿できますか?

 
 
       
A.6  

Articleとして投稿できません。投稿すれば二重投稿となります。広く海外への発信を目的とし、その価値を編集委員会が認めた場合には、英文原稿を和文学術雑誌からの「転載」として掲載することがあります。ただし、著作権者に「転載」の許諾を受けた上で、編集委員会に事前にご相談願います(原子力学会和文論文誌掲載分についてのみ検討対象とします)。

 
           
 
       
Q.7  

学会または研究会の抄録として出版された内容を、論文(Article)として投稿できますか?

 
 
       
A.7
 

抄録しか掲載されていない場合は、すべてのカテゴリーへ投稿できます。ただし、論文または報告書等の全容がWeb等により公表されている場合には、同じ内容の原稿を投稿すれば二重投稿となります。

 
       
       
Q.8  

国際会議で発表した論文の内容を、論文(Article)として投稿できますか? ただし、 この国際学会で発表した論文の全文がWeb上で公開されています。

 
       
A.8  

論文(Article)を含めいかなるカテゴリーへも投稿できません。投稿すれば二重投稿となります。一般的に、国際会議の論文審査は「組織だった審査」と見なさないのが通例です。そうすると、このWeb上の論文公開サイトは、学術的刊行物にあたりませんが、刊行物には該当します。したがって、Webに掲載された論文と同一内容の原稿を投稿することはできません。投稿するためには、新たな知見、データ、考察などの追加による内容の進展と拡充が必要です。

 
       
       
Q.9  

国際会議で発表した論文の内容を、論文(Article)として投稿できますか? ただし、この国際学会で発表した論文を収録した電子媒体(CD等)が会議参加者に限定して配布されています。

 
       
A.9  

論文(Article)を含めすべてのカテゴリーへ投稿できます。国際学会発表論文がWeb上で公開されず、かつ論文を収録した電子媒体(CD等)が会議参加者に限定して配布された場合には、「刊行物に未公表」と見なされます。ただし、電子媒体にISBN番号が付与されている場合、または、電子媒体が会議参加者以外に対して広く販売されている場合には、「刊行物に公表」と見なされますので、ご注意下さい。