「第六回東北原子力シンポジウム」のご案内

1. シンポジウム開催の趣旨
 本シンポジウムは、日本の原子力産業において中心的な役割を果たしている六ヶ所村において、産業界及び大学の原子力関係者が集まり東北における原子力の未来を話し合う機会を設けることで、六ヶ所村における原子力関係者を支援することを目的とする。

主催:日本原子力学会 東北支部
共催:六ヶ所村 / 保全学会 東北・北海道支部
後援:青森県

日 時
平成24年10月23日(火) 講演会
平成24年10月24日(水) 併催支部見学会(保全学会 北海道・東北支部見学会)
場 所

六ヶ所村文化交流プラザ・スワニー
(青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字野附1-8)

講演プログラム
(ポスターはこちら)

開会の辞:

セッション1:六ヶ所村における地域振興と原子力研究(10:00-11:00)
1.六ヶ所村における地域振興の現状
(六ヶ所村副村長 戸田 衛)
2.福島第一原子力発電所事故による放射性汚染の現状とその対応
(東北大学 石井 慶造)

セッション2:保全学会セッション(11:00-12:30)
1. 海水浸水した電動機の復旧方法についての調査
(北海道電力㈱ 沼田 和也)
2. コールドスプレー法による原子炉材料へのコーティング・補修の可能性
(東北大学 小川 和洋)
3. 日本保全学会 EJAM(E-Journal of Advanced Maintenance)のご紹介
(日立GEニュークリア・エナジー株式会社 伊東 敬)

特別講演: (13:30ー15:00)
・ 1. 原子力論争の大前提 -「安全」のあり方を再考するー
北村正晴((株)テムズ研究所 東北大学名誉教授)
2. 福島への思いと現実 一原子力人として,子を持つ者として-
大場恭子(東京工業大学)

セッション3:東北地区における原子力人材育成(15:20-16:00)
1. 八戸工業大学における原子力人材育成の現状
(八戸工大 佐藤 学)
2. 東北大学における原子力人材育成の現状
(東北大学 高橋 信)

セッション4:東北地区における事業者の取り組み(16:00-18:00)
1. リサイクル燃料貯蔵センターの建設状況
(リサイクル燃料貯蔵(株)各務 正比古)
2. 東通および女川原子力発電所における安全対策について
(東北電力㈱ 豊嶋 慶徳)
3. 大間原子力発電所の建設工事状況
(電源開発(株) 石黒 智)
4. 六ヶ所再処理工場ガラス固化技術について
(日本原燃(株)  兼平 憲男)

閉会の辞

懇親会:18:15-20:00
参加費:4,000円

併催支部見学会(10月24日)
・ 電源開発(株)大間原子力発電所 建設現場
・ RFS(株)リサイクル燃料備蓄センター建設現場
・ 東北電力(株)東通原子力発電所見学

参加申し込み

シンポジウムの参加申し込みは不要です。

見学会への参加ご希望の方は以下までご連絡下さい。

日本原子力学会東北支部 総務幹事 高橋 信
980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-11
東北大学大学院工学研究科量子エネルギー工学専攻
makoto.takahashi※qse.tohoku.ac.jp(※を@に変更願います)
Tel&FAX:022-795-7920